インタビュー・テキスト : 金子厚武 撮影:関口佳代 編集:山口隆弘(OTOTSU 編集担当)
結成10周年イヤーに突入したfox capture planが通算9作目となるフルアルバム『NEBULA』を完成させた。前作『DISCOVERY』からわずか半年というスピード感でリリースされる本作は、バンド初のコンセプトアルバム。『カルテット』や『コンフィデンスマンJP』に代表される劇伴仕事で培った作家としての力量を生かし、同じモチーフを様々なアレンジに発展させ、混迷の続く世界の中で明るい未来を見出そうとする、現代のサウンドトラックを作り上げた。以前から交流の深かった9mm Parabellum Bulletの滝 善充をゲストに迎えるなど、新たな刺激となるアイデアも多数詰め込まれ、止まることなく活動を続ける彼ららしい、またしてもの意欲作である。メンバー3人に制作の裏側を聞いた。
―『NEBULA』はfox capture plan初のコンセプトアルバムですね。
ドリーム・シアターとか、もっとさかのぼるとプログレッシヴロックとかがもともと好きなので、コンセプトアルバムはいつかやりたいと思ってたんです。4枚目の『BUTTERFLY』や5枚目の『FRAGILE』のときも、序章みたいなオープニングがあって、2曲目に繋がる流れはコンセプトアルバムっぽい感じを意識してたけど、それをアルバム一枚丸々やってみたくて、『DISCOVERY』のインタビューをした帰りに、車の中で話をして。
まだ『DISCOVERY』のリリース前に、次のアルバムの話をね(笑)。
もっと言うと、この次が10枚目になるんですけど、それは何となく原点回帰みたいなイメージがあって。そう考えると、コンセプトアルバムができるのは今かなって。
これまで劇伴を10作くらい作ってきて、ひとつのモチーフを派生させる編曲をずっとやってきたから、それを劇伴っぽいアレンジじゃなくて、ちゃんと自分たちの曲として作ることもできると思って。なので、今回のアルバムには各曲に同じモチーフが散りばめられていて、すぐにはわからないかもしれないけど、よくよく聴くと「この曲のあそこをここに持ってきてるんだ」ってわかると思います。
今は配信が主流になって、一曲単位で聴くことが普通になってるから、ストーリー性のあるアルバムって世間的にはあんまり聞かないけど、そういうのをあえてこの時代に出すのも面白そうだなって。
―ドリーム・シアター以外にも、コンセプトアルバムを作るにあたってインスピレーション源になったアーティストはいますか?
過去にレディオヘッドの“Paranoid Android”のカバーをやりましたけど、『OK COMPUTER』もコンセプトアルバム的な要素がありましたよね。
―あとはやはりピンク・フロイド?
そうですね。過去には『WALL』というアルバムも出してるし、今回“Dark Side of the Moon”という曲もあって。そこは遊び心でもあり、リスペクトでもあり。
―井上さんやカワイさんは「コンセプトアルバム」と聞いて連想する作品がありますか?
上原ひろみさんの『Spiral』は全部組曲になっていて、インパクトありましたね。
僕は特にこれっていうのはないんですけど、もともと劇伴の仕事をする前に、「どうしたら劇伴の仕事が取れるのか?」っていう話をして、「仮想の劇伴アルバムを作ったら面白いかもね」っていう話をしたことがあって。
―自分たちで勝手に劇伴を作っちゃって、それでアピールをしようと。
でもそれをやる前に劇伴の仕事が決まったので、一回潜らせてたというか。
―それから数年が経って、遂に形になったとも言えるわけですね。「星雲」を意味する『NEBULA』というタイトルはいつ決まったのでしょうか?
まず曲が先にあって、タイトルを決めたのは全部録り終わってからです。
最初は「明るい未来」みたいなイメージだけあったんです。さっき話したインタビュー帰りの車で高輪ゲートウェイ駅を通ったときに、コロナがなかったらもっとにぎわってただろうなって話をして。それで、コロナがあったとしても、なかったとしても、明るい未来に、前向きな世の中に繋がっていてほしいという、ざっくりしたコンセプトだけ浮かんでた中で、ちいちゃん(Chihiro Sings)が“Constellation”の歌詞を書いてくれて。
イメージだけ伝えて、細かい内容までは指定してなかったんですけど、「Constellation」は「星座」のことで、ざっくり訳すと、「ひとつのピースでも欠けたら星座にはならない」ということを言っていて。
「コロナがあってもなくても同じ未来に繋がっていてほしい」というイメージに対して、「星座」というキーワードを出してくれて、「めっちゃいいやん!」ってなって、そこでつかっちゃんが「NEBULA」というワードを出してくれて。そこから他の曲のタイトルもバーッと決まって行きました。
―ちなみに、アートワークからはミューズの『Black Holes and Revelations』を連想しました。過去には“Plug In Baby”をカバーされていますが、彼らも宇宙的な世界観を持っていて、コンセプチュアルな作品を作るアーティストですよね。
今回は今までと違ったバンド初のコンセプトアルバムだから、アートワークも新しくしようということで、別の方にお願いしていて。
僕たちも明確な意味は知らないんですけど……ノアの方舟的な感じなんですかね?
―困難な状況を脱して、未来へ進んで行くような……現代のサウンドトラックに相応しいアートワークですね。レコーディング自体はどのように進められたのでしょうか?
僕はまず“Nebula”を、カワイくんはまず“Meteor Stream”を作って、あとはレコーディングスタジオで、そのメロディーをモチーフにセッションしながら別の曲を作って行った感じです。
例えば、“Andromeda”はもともと“Meteor Stream”の譜面しかない状態で、「このBメロをモチーフに使って」みたいな、昔のジャズのヘッドアレンジに近いノリで作りました。その一方、それぞれが素材を持ち帰って、エディットをしたりもしていて。今までは最初にデモを作り込んで、それをレコーディングしてたけど、今回は先に録って、そこにシンセを足したりしたので、シンセと生音の混ざり方のバランスがいいと思います。
逆に“Blue Planet”はもともとアレンジを作り込んだので、今回は真逆の作り方をした曲が同じアルバムに入っていて。3人の音を録り終えた段階ではまだ半分くらいの完成度だったけど、そこからポストプロダクションだったり、他のミュージシャンに入ってもらったりして、作り方にはこだわらなかった分、短期間で仕上げることができました。
―ゲストミュージシャンに関しては、やはり“Meteor Stream”と“Dark Side of the Moon”の2曲に参加している9mm Parabellum Bulletの滝くんのインパクトがすごい。
“Meteor Stream”を作ってる途中にギターを入れたくなっちゃったんですよね。で、打ち込みでタッピングみたいなギターを入れて、「これできる人誰かいないかな?」って話をしたら、「滝くんだったら何でもできるでしょ」みたいな話になって。ちょうど去年の年末に大阪で対バンしたんですよ。
キツネツキと対バンして、一緒に曲も演奏して。
それもあって、滝くんのギターめっちゃいいなっていうのが頭にあったので、即決で、オファーすることに決めました。
対バンしたときに2曲やっていて、一曲は9ミリの曲をやったんですけど、もう一曲はアークティック・モンキーズの“Brian Storm”のカバーをギターも入れてやって、それがすげえよくて。普段自分たちの周りにいるジャズギタリストとやるのとはまた違う感覚で、「フォックスはむしろこっちのタイプの方が合うんじゃないか?」って思ったり。
ジャズギターだと和音系に走りがちだと思うんですよね。単音でリフを弾くよりも、難しいボイシングのギターを弾くことが多いけど、フォックスの曲にコード楽器として入れると、ピアノと被っちゃうんで、それだとギターはいらないなって。でも、滝くんみたいなバリバリにロックなギターの人と一緒にやるのは、新鮮で面白かったです。
しかも、9ミリは「9」っていう数字にすごくこだわってるけど、うちらが呼んだのも9枚目だったっていう。
―あ、そこはたまたまなんですね。最初からそれを狙ってたのかと思いました(笑)。
たまたまです。最近気づきました(笑)。
―それこそフォックスは去年の9月9日、9ミリの日に発表された彼らのトリビュートアルバムにも参加していますが、9ミリとの交流はいつからなんですか?
もともと僕はカズくん(中村和彦 / 9mm Parabellum Bullet)としょっちゅう飲みに行っていて。ドラムのちひろさん(かみじょうちひろ/ 9mm Parabellum Bullet)も家が近所で、卓郎くん(菅原卓郎/ 9mm Parabellum Bullet)は地元が一緒だったり、いろんなつながりがあったんです。それもあって、うちらの自主企画の第一弾に出てもらって。
―プライベートの交流がありつつ、音楽的なシンパシーもあったから企画に誘ったわけですよね?
そうですね。自主企画に向けてスタッフと話をする中で、僕ら結構「エモーショナル感がある」って言ってもらうことが多いので、エモーショナルが滲み出てるようなバンドと対バンしたらいいんじゃないかって話になって、それで9ミリの名前が出たんです。音楽的な相性もいいと思うし。
―9ミリにもポストロック的な背景がありますもんね。実際に今回滝くんとレコ―ディングをして、どんなことが印象的でしたか?
滝くんのすごいところって、ジャズのコードもちゃんと読めるんです。一般的なロックギタリストって、テンションコードとか無視して、パワーコードで行くようなイメージあると思うんですけど、滝くんはそこを上手く使い分けられるし、「ここはこうがいいと思う」って、レコーディング中にアイデアも出してくれて。
―滝くんはギタリストとしても抜群ですけど、コンポーザーとしても優れていますからね。
曲を俯瞰で見れてる人のプレイだと思いました。だから、作業自体すごくクリエイティブだったし、やりやすかったです。
逆にロックの世界で、コードネームも分からないまま難しいことをやっている人もいて、それはそれで面白いけど、滝くんは言葉が通じるというか、スムーズにやり取りができて、それでいて尖ったアプローチをしてくるので、すごく面白くて。
あと面白かったのが、滝くんはうちらと一緒にコントロールルームにいて、ヘッドフォンもせずに、スピーカーから流した音を聴きながらギターを録音したんです。なので、その場でコミュニケーションも取りやすくて。
―あのフレーズをコントロールルームで録ってるんだ。すごい。
滝くんに弾いてもらえてホントによかったです。9ミリのファンはもちろん、邦楽ロック好きの中でも滝くんのスタイルは浸透してると思うから、この曲をパッと聴いて、「これ滝のギターだな」って、わかる人にはわかると思うんですよね。それくらい、アーティストとしてのカラーを出してくれたことで、曲により深みが出たなって。最後のソロもすごくて、想像を超えるメロディーを紡ぎ出してくれました。
―“Dark Side Of The Moon”は長さこそコンパクトですが、まさにカオスであり、狂気な仕上がりですね。
狂ったようなギターソロを入れてほしくて、ワウペダルともう一個のペダルを同時に使ったんですけど、「手元に集中したいから」って、ペダルを踏む役は僕がやって。
あれだいぶ面白い絵面だったよね。
足踏みミシンみたいな(笑)。“Dark Side of the Moon”はフレーズとかは何も決めずに、「ここからここにソロを入れて」ってお願いしたんですけど、それによって曲のキャラクターがはっきりしたので、お願いしてよかったですね。
―“Blue Planet”はシンセが全面に出ていて、『DISCOVERY』の延長線上にある作風だと感じました。
ひとつのアルバムの中で同じモチーフを繰り返し使うとなると、結構大胆にサウンドやアレンジを変えないと、面白さや深みが出ないと思って、“Blue Planet”はおっしゃる通り、前作の方向性をより押し進める楽曲になったかなって。もともとシンセやエレピのパートは打ち込みで作って、3人でそれを聴きながら、クリックに合わせてレコーディングをしました。なので、普段はピアノでコード感を出す曲が多いけど、この曲ではメロディーに徹していて、ソロもちょっと長めに入ってます。AORリバイバルみたいな昨今のトレンドも意識しつつ、今の自分たちが置かれている現状みたいなものも曲から感じられて、2021年らしい曲になったんじゃないかなって。でもそんなに暗いわけではなく、どこか前向きな感じがあるのも、「地球」を意味するタイトルに合ってると思います。
―次の“Hazy Stars”はカワイさんの作曲で、“Blue Planet”と曲調は全然違うんだけど、メインのフレーズにはどこか通じる部分も感じました。
意識はしてなかったですけど、これもレコーディングスタジオでその場でアレンジをした曲で、MELTENがピアノソロを録ってるときとかに打ち込んだから、自然と影響されてるのかもしれない。曲自体は“Meteor Stream”のイントロで流れてるメロディーをシンセで弾きつつ、スモーキーな感じのジャジーヒップホップに仕上げたいと思って、訛りのあるリズムを入れた感じです。「Hazy」は「曇った」という意味で、星のもやみたいなイメージでタイトルにしました。
―“Cosmosphere”と“Cosmos”は井上さんの作曲で、先に“Cosmos”があって、そこからの派生で“Cosmosphere”ができたわけですか?
そうです。“Cosmos”は前からデモがあった曲なんですけど、最初に“Cosmos”のモチーフをピアノソロ的な感じで弾いてもらって、そこに僕があとから打ち込みでいろいろ付け足して、“Cosmosphere”にしました。タイトルは「宇宙模型」みたいな意味なんですけど、この曲はあくまで宇宙を模したもので、次の“Cosmos”で本物の宇宙になって、本物のドラムになるという繋がりになっています。
―“Cosmos”自体はもともとどういうイメージで作られたのでしょうか?
デモの時点ではストリングスが入ってたんですけど、実際にレコーディングをしてみて、3人の演奏だけでもフォックスのストレートな感じが出ていたので、その上でまた違うことをやりたいと思って。なので、これも持ち帰って、タイトル通りに宇宙をイメージした感じのシンセを足して、出来上がった曲です。
―こういう疾走系の曲が序盤に出てこないで、6曲目でやっと出てくるというのもコンセプトアルバムならではかもしれないですね。
ポエトリーの入った“Constellation”がアルバムのターニングポイントで、前半の最後の曲として、“Cosmos”がふさわしいんじゃないかなって。曲順はかなり試行錯誤したんですけど、そこはずっと動かなかったですね。
MONDO GROSSOの『MG4』は僕の中でバイブル的なアルバムなんですけど、その中に4ビートに近いリズムで、ポエトリーを乗せてるスキットみたいな曲があって、“Constellation”はそこからアイデアをもらいました。歌詞の日本語訳がブックレットに載っているので、それも読んでもらえると嬉しいです。
―“Constellation”から“Dark Side of the Moon”で大きく景色が変わって、“Zero Gravity”や“Andromeda”はダンサブルだったり、エフェクティブだったり、また違った曲調・サウンド感になっていますね。
“Zero Gravity”は“Nebula”とはあんまり関係なくて、曲がなかなか思いつかなくて、ちょっとふて寝したときに、夢の中で流れてたリフを曲にしたんです。なので、コンセプトアルバムとしてこの曲が必要なのか最後まで悩んだんですけど、「無重力空間」というタイトル通り、宇宙っぽい感じがイメージに合うんじゃないかと思って、入れることにしました。いわゆるディスコビートで、でもそれをあえてウッドベースでやるっていう。
あとから入れたシンセタムもいい感じですよね。“Andromeda”に関しては、他の曲と並べて聴いたときに、ダブステップ系の要素がなかったので、スタジオでヘッドアレンジで作って、録ったものにあとから家でシンセを足しました。ラフミックスも最初は生っぽい感じだったんですけど、打ち込みで作ったようなサウンドを目指して、サブキックを足したり、ベースもオクターブ下を出したりして、この曲だけ異様に低音が効いてるんですよね。生で演奏してるんだけど、生っぽくない感じになったと思います。
―ドラムスキットを挟んで、終盤にはMELTENさん作曲でストリングスをフィーチャーした“Eclipse”と“Nebula”が並んでいます。
“Nebula”はこのアルバムの中で最初に作った曲で、もともと仮タイトルが「メインテーマ」だったので、アルバムタイトルが決まった時点で、“Nebula”になりました。コンセプトアルバムなので、プログレ要素全開の曲にしたくて、5拍子や3拍子が混ざってるんですけど、3拍子を基本にすると、大体かっこよくなるんですよね(笑)。なので、他のバンドも含めて3拍子の曲ってあんまり書いてこなかったんですけど、今回が使いどころだなって。サウンドは王道のfox capture planというか、ストリングスカルテットが入っていて、『BUTTERFLY』以降の自分たちの持ち味全開の曲ですね。
―“Eclipse”の不穏な雰囲気も、劇伴をやってきたからこそのものかなと。
結果論ですけど、コロナで世の中が暗くなった感じが出ちゃいましたね。でも、そこを隠すんじゃなくて、そういうのもちゃんと音楽で表現することによって、その分“Nebula”の前向きさを強調することになったと思います。
―さらには、エンドロール的な“Tomorrow is Another Day”が最後に来ることで、より未来へ向かう雰囲気のエンディングになっていると思います。
“Nebula”のコード進行を反映させつつ、メロディーの感じを崩して、ヒップホップ的なループのイメージに落とし込みました。タイトルは「明日は明日の風が吹く」みたいな意味合いで、日々辛いこともあるけど、それでも前向きに生きていく、そういう力強さを感じる曲なので、アルバムの最後にふさわしいかなって。
―非常にメロディアスな曲ですけど、後半はドラムの手数が増えて行って、ただでは終わらないのもフォックスらしいなと。
何でああなったんだっけ……ホントにスタジオで、思い付きだったんだけど(笑)。
最後にしつこくメインリフを繰り返しているので、その中でドラムが上手く展開をつけてくれましたね。あのドラムはジャジーヒップホップのトラックを作る人だったらまずやらないようなリズムだと思うので、そこはらしさも出せたかなって。
―ちなみに、今回ライブに関してはどのようにお考えですか?
最近ライブのことは考えずに作りがちなので、「どうすんのやろ?」ってところはありますけど(笑)、コンセプトアルバムだし、完全再現ライブとかできたら面白いですよね。
―プラネタリウムとか似合いそうですよね。
なるほど、面白そうですね。
今年はまだ発表してない企画もたくさんあるので、今後も注目してもらいたいです。
[ライヴ情報]
fox capture plan 10th Anniversary Live DAY1 NEBULA
会場:東京 日本橋三井ホール
日程:2021年12月22日(水)
開場17:30 / 開演18:00
チケット:6,800円(税込)
イープラス[受付期間:5/17(月)18:00~5/30(日)23:59]
⇒https://eplus.jp/fcp2021hp/
fox capture plan 10th Anniversary Live DAY2 to be anounced
会場:東京 日本橋三井ホール
日程:2021年12月23日(木)
開場17:30 / 開演18:00
チケット:6,800円(税込)
販売詳細後日発表
その他ライブ公演は、オフィシャルWebへ。
fox caputre plan offical web site
fox capture plan (フォックスキャプチャープラン)
“現代版ジャズ・ロック”をコンセプトとした情熱的かつクールで新感覚なピアノ・トリオ・サウンドを目指し、それぞれ違う個性を持つバンドで活動する 3 人が集まり 2011 年結成。過去 8 枚のフルアルバムを発表し“CD ショップ大賞 ジャズ部門賞”2 度受賞、“JAZZ JAPAN AWARD アルバム・オブ・ザ・イヤー・ニュー・スター部門、同じくアルバム・オブ・ザ・イヤー・ニュー・ジャズ部門” を 2 度獲得。主なライブ活動として、2016 年 “FUJI ROCK FESTIVAL’16” 、2017 年 “SUMMER SONIC 2017”、 “TOKYO JAZZ FESTIVAL”は 3 年連続出演。2018 年ブルーノート東京での単独 2DAYS 公演を果たす。オーストラリア・フランス・韓国・台湾・ロシア・マレーシア・シンガポール他、3 度の中国ツアーを敢行するなど海外公演も積極的に行う。楽曲制作では、ドラマ TBS “カルテット” 、フジテレビ系月 9 と映画 “コンフィデンスマン JP”、関西テレビ“健康で文化的な最低限度の生活”、TV アニメ“青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない”” スタンドマイヒーローズ PIECE OF TRUTH”、など劇伴を多数担当し、その他 CM やゲームなど多方面へ楽曲を提供。上記”スタマイ”のエンディングテーマ”
Precious My Heroes”で岸本が作詞を手掛けたヴォーカル曲を 2019 年 11 月シングルリリース、2020 年に入り 2 作のヴォーカルフィーチャリング” Curtain Call feat.Yosh (Survive Said The Prophet)”・“やけに SUNSHINE feat.おかもとえみ”を発売した。最新作は 2020 年 11 月発売 8th アルバム‟DISCOVERY“。同月に東京国際フォーラムで発売記念ワンマンライヴを成功させる。
Twitter: @foxcaptureplan
Instagram: @foxcaptureplan
fox capture plan (フォックスキャプチャープラン)『NEBULA』
リリース日:2021年05月19日
フォーマット:CD / DIGITAL
品番:PWT86
レーベル : PLAYWRIGHT