東京産ダンス特化型ラテン系クラブバンド、Los Tequila Cokes(=ロス・テキーラ・コークス)。
結成以降、幾度かのメンバーの変遷を経て、都内のみならず全国各地でクンビア/ラテン・バンドとして精力的にライヴ活動を行い、見るものすべてを虜にする中毒性を持つ。
このたび、彼らが2023年に配信のみでリリースし、 Apple Musicのラテントップ・アルバムにランクインした4曲入りEPが、10インチ・レコードとしてフィジカル化されリリースされた。
今回はその発売を記念し、Los Tequila Cokesのメンバーであるノブ(Guitar/Vocal)とアニキ(Gutiar)へのスペシャル・インタビューをお届けする。インタビュアーは、TAMTAMやThe SKAMOTTS、DF7Bといったバンドのドラマーであり、2024年からはLos Tequila Cokesにも参加。ライターとしても多方面で活動する高橋アフィが担当。
大変貴重かつ、興味深いインタビューとなった。

自分が改めてクンビア/ラテンにハマったのは、確実にLos Tequila Cokesのおかげだろう。縁あって2024年頃から不定期に参加するようになり、様々な場所で一緒に演奏していく中で、リスナーとしてもプレイヤーとしても、クンビアの面白さを教えてもらったように思う。と同時に印象的だったのが、ジャンルを超えていく彼らの音楽の届き方だった。ラテンなイベントはもちろんだが、クンビアが全く流れなさそうなアウェイなイベントでさえも、毎回フロアをしっかりと踊らせていた。
そんな彼らのラテンらしい専門性とジャンル越境的なタフさ、僕がライブで感じたサイケデリックでトロピカルな雰囲気が強く反映されているのが、今回リリースされる10インチEP『EL SISTEMA DE BAILE』だろう。現在のライブメンバーとはやや異なり、もちろん僕もまだ参加していない時期の録音ではあるのだが、今の抜群のライブ演奏と繋がるLos Tequila Cokesの魅力と独自性が華開いた作品だ。
今回、彼らのクンビアとの出会いからバンド結成、本EPの制作についてのインタビューを行った。クンビアかつ越境的な作品がいかに生まれたのか、ぜひEPを聴きながら読んでもらいたい。
■INTERVIEW:高橋アフィ
ー皆さんがクンビアと出会ったきっかけを教えてください。
アニキ:
俺はね、渋谷に住んでた時期があって、その時にやっていたお店によく藤井悟さん(※1)やKAZさん(須藤一裕)が顔出してくれて、仲良くさせてもらっていて。彼らのイベントやCARIBBEAN DANDYの人たちがクンビアをかけてて、そこに遊びに行って知ったかな。
※1:東京のアンダーグラウンドシーンのレジェンドDJ。2000年に松岡徹、須藤一裕たちと共に、カリブ海近郊や世界中のレベル・ミュージック(ロック・ラティーノ、クンビア、スカ、パンクなど)を独自にミックスするCARIBBEAN DANDYを結成。
ノブ:
俺がアニキたちと知り合ったのは15年以上前かな。その時は、アニキは伊藤さん(B.Lazer)と一緒のバンドやってて、俺は別のバンドやってて、それで最初に知り合いになった。アニキたちはまだDub Bastards(※2)じゃなくて、その時はMongoose Hell Lazersだったはず。クンビアは、そのバンドでもちょっとやってて、俺もその周辺で遊んでたのよ。CARIBBEAN DANDYもそうだし、あとはRE君(※3)とかMATXAとか。
※2:7人編成のミクスチャー/東京パチャンガ・バンド。パンクやレゲエ、ロック・ラティーノ、中南米音楽など様々なジャンルを取り入れた音楽性で知られる。
DUB BASTARDS ジプシー爆走族 MV
※3:クルー「未来世紀メキシコ」でレベルミュージックをメインにしたパーティーを2004年ごろから開催。2014年からはクンビアのみのパーティー”Cumbia Poder“を主催。2017年にメキシコのモンテレイに移住し、活動を続けるDJ。
アニキ:
未来世紀メキシコとか、EKD(※4)とかもだよね。
※4:EKD & Los Changarasの活動でも知られるアーティスト。
ノブ:
あの辺がクンビアやってて。俺ずっとパンクだったんだけど「やばっ」てなって、そこから手を出しちゃってました。
ークンビアはクラブで出会ったんですね。
アニキ:
そう。現場で聴いて、面白いっすねみたいな。誰ですかこれ?みたいな。その時はマヌ・チャオとかもそこら辺で聴いてたかな。クラブで初めて…家で聴くんじゃなくて、クラブに通って聴いて、かっこいいなって。
Manu Chao – Rumba De Barcelona / La Depedida / Mentira (Tombola Tour @ Baiona 2008) [Official Live]
ノブ:
俺が最初にバーンとぶっ飛ばされたのは、セルソ・ピニヤ(※5)って人なんだけど、けっこうパンク的で、そのままの鳴りで聴けるぐらいの感じ。「クンビア・ポデール」って曲は、もうミクスチャーのバンドって言われりゃそうだなみたいな。ドラムもいるし、パーカッションもいるし、で、ガチのアコーディオンのおじさんもいる、そんなバンド・サウンド。レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンとかあの辺のミクスチャーとかめちゃくちゃ通ってきたけど、あの感じの新しいやつかって言われりゃそうだな、みたいな感じのクンビア。
※5:「アコーディオンの反逆児」とも呼ばれる、メキシコ・モンテレイ出身のシンガー/アコーディオン奏者。
Celso Piña – Cumbia Poder (En Vivo Desde El Auditorio Nacional)
アニキ:
ミクスチャーの延長線のバンドがクンビアやってますよみたいなのが、その時代はけっこういたかな。
ーそこで出会って、Los Tequila Cokesを結成した、ということでしょうか。
ノブ:
ただアニキはけっこう最近なのよ、うちに入ったの。そもそもLos Tequila Cokesの前に、ほぼ同じメンバーでストリート・コーナーズ・ウィッチってバンドをやってたんだ。それはもう明確にクンビアやりたいという気持ちで始まった。
アニキ:
俺はその時に店をやってたんだけど、そこの奥で、ベースの伊藤は彫師だからタトゥースタジオをやってて、そこでストリート・コーナーズ・ウィッチは練習してたの。
ノブ:
アニキの店のバックヤードで練習してて、アニキもたまに参加してくれたりして。
ー個人的な感覚だと、クンビアは演奏が難しいというか、今まで自分に無い引き出しが求められる印象のジャンルで、やりたいと思っても僕は長いこと全然出来なかったんですよね。皆さんはどうでしたか。
ノブ:
俺も最初はクンビアが全然できなかったし、わけもわからず現代のバンドも昔の音源も本当に何でも聴いたけど、これだって思ったのはペルーのクンビア。ペルーのクンビアはギターが武器じゃん。それがビタッときたっていうか、俺ずっとパンクバンドでギタリストだったから。彼らもエレキギターだから、グッときたし、俺もそのままいけるしみたいな感じで、ペルーのクンビアにフォーカスしてやっていったんだ。そうするとフレーズも山ほどあるわけよ。
ー確かにチーチャはギターが主役ですもんね。
Los Mirlos – La Danza de Los Mirlos / Cumbia de Los Pajaritos (Video Oficial HD Remaster) (Infopesa)
ノブ:
そこから曲を作ってて、この場所に合うのはどれかなってレコードを聴いてって、これヤバってなったらそのフレーズ使うとか、そんな感じで進んで行った。そこから派生してオリジナルになったなみたいなフレーズもあるし、そのまま使ってるのもあるし。
アニキ:
そうだね、やっぱりレコードから学んでいったね。フレーズとかも。
ノブ:
最初は演奏的には少し距離も感じていたけど、チーチャにはアジアも感じて。だから実はそんなに離れてもないというか、多分ピッキングをここで当てる、ここで当てるっていうのがあるじゃん。それをラテンの時はこう当てます、みたいなのがあって、それをフレーズにすればハマるかなって、思ってやっていって。弾くところと弾かないところがラテンは決まってて、メロディーラインはまあいろいろとみたいな、みたいな。
ーそこからアニキが入って……今のメンバーになったんですか?
ノブ:
最初は俺と伊藤さんと、俺が前にやってたバンドのドラムの3人で始めて。
ースリーピース!?パーカッションもいなかったんですね。
ノブ:
超最初ね、ほぼパンクバンドみたいなやつで始めて、試行錯誤していって。まっちゃん(MATXA)とぜんちゃん(ZEN、現在のLos Tequila Cokesのコンガ奏者)、どっちが先だったかなって感じで入って。同時期にRYOHEYっていうアコーディオンが入って6人でやってた。だから最初は全然チーチャじゃなかった。その時に今いる仲間たちで集まった、みたいな感じで。ぜんちゃんはDub Bastardsだったしね。
アニキ:
RYOHEYってアコーディオンもDub Bastardsだったね。
ノブ:
半分はDub Bastardsみたいな、超近い関係で一緒に遊ばせてもらってて、アニキのお店でお世話になってて、その6人で始まって。最初のドラムが抜けて、Ucchiiさん(本EPのティンバレス奏者)が最初ドラムで入って、徐々にティンバレスになっていって。その時あたりにアコーディオンのRYOHEYが抜けたり一回エレキギターが入って辞めたりがあって。その後5人でしばらくやってて、ぜんちゃんに色々あってちょっとバンド活動しない時があって、そこでTINNEN(※6)が入ったの。で、アニキも入ってくれた。
※6:BANDERAS、BUENA VIBRA SALSA Y SALUD BANDなど多数のバンドでの活躍でも知られる、キューバ音楽やラテン音楽シーンを中心に活動するパーカッション奏者/DJ。Los Tequila Cokes『EL SISTEMA DE BAILE』にも参加。
ーそれでこのEPのメンバーになるんですね。ちなみに2020年の『La Bomba / Sex』の7インチの時は?
ノブ:
ギターはアニキじゃなくて、リズム隊もTINNENじゃない。『La Bomba / Sex』の時は、パーカッション隊はめちゃくちゃ変形してる途中で。ぜんちゃんは最初ボンゴで入ってからいろんな楽器をやって、ティンバレスになったりカホンになったり。
ー紆余曲折あるんですね。
ノブ:
本当の意味のストリートみたいな。いる人でなんとかするっていう感じで。
アニキ:
でもなんとかなっていくからいいんじゃないの?
ノブ:
なんとかなってたのか?っていうね(笑)。最近俺、サルサバンド(BUENA VIBRA SALSA Y SALUD BAND)始めたじゃん。それで超思ったのは、クンビアはラテン界のパンクロックなんだなと思ったの。ガレージでできて、バカなその辺のあんちゃんがいきなりやれますみたいな音楽じゃん。ラテン界の超イージー音楽がクンビア。格式低いやつ。そういう意味でパンクやストリートとクンビアはシンパシーがある気がする。
アニキ:
そうかもしれないね。
ノブ:
サルサはめちゃくちゃ複雑じゃん。そもそも単純にコードの量が全く違うし、複雑だし。クンビアなんてマジでワンコードだけ弾いときゃいいじゃん。
アニキ:
ワンコード鳴ってればなんとかなるでしょうね。
ー『La Bomba / Sex』の音はパンキッシュですよね。一方で今回の『EL SISTEMA DE BAILE』で大きく変わったって思ったのが、ドラム含めたパーカッションの組み方だったんです。『La Bomba / Sex』の時は、ドラム込みのパンキッシュなノリが中心だったのが、今回の『EL SISTEMA DE BAILE』だとちゃんとチーチャ/クンビア感も強くなっていて。何かきっかけはあったんでしょうか。
ノブ:
TINNENの影響が大きいかな。耳コピでこんな感じかなってやっていた俺たちからすると、しっかりラテン音楽をわかっている人が来たんだよね。それで色々教えてもらって、ちゃんとラテンになった。
ーそれが元々やりたかった、目指していた方向だったんですね。
ノブ:
うん、俺はそう。俺も、このグルーヴやりたいんだっていうのしか言えなくて、それがなんていうグルーヴで、こういう成分でできてて、みたいなのは全くわかんないから、ディスカッションでなんとかしてきたみたいな感じだったのが、これはこういうものです、みたいなのが言える人が入ったって。
アニキ:
劇的に変わったね。いろいろ締まるっていう。
ーすごい功労者ですね。
ノブ:
そうだよ。
ー先ほど「このグルーヴやりたい」と伝えていたと言っていましたが、リファレンスやこういう感じのノリを出したいなど、どのようなイメージで今回の『EL SISTEMA DE BAILE』は制作したんでしょうか。
ノブ:
“ワニ”はレバハダ(※7)とかクンビアかな。変調する感じがあるじゃん。あれは、ペルーの音楽からインスパイアで。
“渡りに船”はペルーのチーチャ。標高高めの方のクンビア。叩き台というか、こういうのやりたいって言って持ってきたのは伊藤さんで、共通認識でそこらへんをイメージして録音した。
で、”バナナ”は、カチャオ・イ・ス・コンボ(※8)っていうアーティストがいて。カチャオ超かっこいいんだよ、大好きで。だからこれはクンビアを元にはしていないかな。
“オカルト”はクンビアだね。サイケデリックな。
※7:クンビアのレコードをスローダウンさせプレイするスタイル。テンポはもちろん、ピッチも下がる。
Cumbia Rebajada & Futurista Mix [Vinyl Studio Session] with Backyardmango
※8:「デスカルガの巨人」とも呼ばれる、キューバのダブルベース奏者/作曲家。
Malanga Amarilla – Cachao
ー”バナナ“も”ワニ”も、レバハダ/スクリューっぽい感じがあって、ドロッとしたサイケ感が面白かったです。スクリューは手法としては一般化した印象なんですが、そのピッチ下げた音像を最初から生演奏でやってしまうのが、すごいいいなって思って。クンビアの音源でもレバハダ・バージョンみたいなものは収録されていても、原曲からそのノリというのは目から鱗でした。
アニキ:
確かにね、この時こだわってたというか、BPMも遅め遅めでみたいなね。
ノブ:
うん、下げてったね。”バナナ”とか。
アニキ:
遅くしよう遅くしようみたいなのはあったね。
これレコードで出たら、スーパースローとかで聴けるわけでしょ?
ノブ:
45回転だからね。それが嬉しいな。回転数はどっちかな?って話してたんだけど、45になって嬉しい。俺もDJの時いじるからさ。こっちの回転数の方が絶対いいな、みたいな。単純にそういうのが好きで聴いていたから、それをやっただけでもあるね。
ー今回のユニオンの紹介文でいいなと思ったのが「クンビアもチーチャも知らない音楽好きでも骨の髄からシビれる」という文言なんです。現在の出演イベントや対バンはクンビア以外も多めですよね。ファンもクンビア・リスナー以外も多い印象で、幅広く受け入れられている印象です。意識してることや気をつけていることはありますか?
ノブ:
そもそもクンビアっていう世界が超狭かったの。だからそういうくくりではやらないようにしてて、呼ばれればどこでも行くし、そっちに寄せるし、みたいな感じで。レゲエとかもシンパシー持ってくれたし、あと俺らが通ってきたパンクとかハードコアとかサイコビリーとかもそうだし、ヒップホップのやつらもシンパシー感じてくれたし。
ー他ジャンルの方々からのシンパシーの一つは、今回のEPのタイトルもそうですが、Los Tequila Cokesの音楽がダンスミュージックであることかと思っています。音源も演奏もライブも踊らせることが軸で、僕が参加し始めた時のリハやライブでも「踊らせる」と何度も教えてもらいました。「踊らせる」ことがテーマになったきっかけはありますか。
ノブ:
俺はパンクだったから、パンクってけっこうメッセージの世界じゃん。踊らせようっていうバンドもいるけど、あんまり多くなくて。俺も一応メッセージあって曲書いてみたいな感じでやっていたんだけど、ライブ中に「みんな立ち上がろうぜ!」みたいなのが嫌だったの。「うるせーよ」って思っちゃってたから、それはやりたくないなってずっと思ってた。あと、ライブハウスで遊ぶよりクラブで遊ぶ方が多くなってきて、クラブは踊りたい、踊りに行くみたいな感じだから、いつしか踊ってほしいとしか思わなくなってて。本当にただそれだけ。メッセージとかも、めちゃくちゃバカなこと言おうみたいな。
ー踊ってほしいことが第一ってことですね。
ノブ:
そもそも最近他の対バンとか増えてきたけど、前なんてDJと俺たちみたいなイベントがほとんどだったから、必然的にDJの延長になるっていうか。めっちゃちっちゃいとこばっかりやってたね。
アニキ:
そうだよね。
ノブ:
そうそうそう、宇田川別館とか、ライブハウスと比べるとちっちゃいところで。だから編成もアコースティックが多かったし。その日はDJと俺らっていうのが多かった。その結果かもしれない。
ーどのライブでも、異種格闘技というかアウェイみたいな状況でも、すごい評判いいんですよ。お客さんの反応がめちゃくちゃ良い。そんなにみんな踊ってくれるんだっていうのがすごい驚きで。クンビア初対面みたいな人たちが多い、タフな環境で踊らせ続けてますよね。
ノブ:
今回の10インチはBim One ProductionのE-MURAさんにマスタリングしてもらって、ギリギリまで低音を入れてもらったんだ。クンビアやチーチャの音源は低音が小さめでDJミキサーのEQの方で調整することもあるんだけど、今回はあげる必要が無いくらい低音が入っている。他のジャンルと比べてもしっかり鳴っているから、色んな人に聴いて踊ってもらいたいね。
◇Release Information◇

Los Tequila Cokes
EL SISTEMA DE BAILE
SIDE-A
1 ワニ / Cocodrilo (Music・Lyrics / Knob)
2 渡りに舟 / Mi Botecito (Music / B.Lazer, Lyrics / Knob)
SIDE-B
1 Banana (Music・Lyrics / Knob)
2 オカルト / Occult (Music・Lyrics / Knob)
Mastering Engineer:
E-MURA (Bim OneProduction)
10inch Vinyl /¥4,400 (Tax In) /LTC 1001
Distributed by diskunion
◆PROFILE◆

南米ペルーのサイケデリックでトロピカルなクンビアにぶっ飛ばされ、オリジナルなクリエイトにより東京で産まれた突然変異バンドLOS TEQUILA COKES!!
サイケデリックでハードコアでトロピカル、下品で卑猥でカッコいい!これぞサイコ・トロピカル。
夜な夜な東京を中心に各地の遊び場に現れ、激しくやり散らかすダンス特化型ラテン系クラブバンド。
ストリートのボンクラか?クラブシーンのヒーローか?東京クンビア旋風が巻き起こる!
ロス・テキーラ・コークスは間違いなく踊れます。
Recording Member:
Gt.Vo Knob
Gt.Cho ANIKI
Ba.Cho B.Lazer
Guiro MATXA
Conga TINNEN
Timbales Ucchii
