GOOD BYE APRILのメジャーデビュー決定を記念し、バンドが12年の歴史でお世話になってきた方々へデビューの報告を兼ねて、これまでのことやこれからのことなど様々な内容を語り合う対談企画がスタート。
第五回は、これまで数々のレコーディングや配信ライブでお世話になったStudio Digの店長・栗田ユウスケ(Glider)と、エンジニアのテリー。
10年以上前に一目惚れからスタートしたGliderとの関係、そこからエンジニアのテリーとの出会いに繋がり、数々の作品が生まれました。コロナ禍では配信ライブ会場としても多くの音が生まれた、いわばバンドの”聖地”とも言えるStudio Digで、“盟友”栗田ユウスケと“寡黙な男”テリーとの対談の様子をお送りします。
インタビュー・テキスト : 石川大樹 編集:伊藤晃代(OTOTSU 編集担当)
― 初めて出会ったのは?
Beat Happening!っていうイベントでGliderと共演して、リハを見たときに「なんっって良いバンドなんだ…!」と思って。で、基本的に自分からはグイグイ人に対して「仲良くなりましょう!」って言うのは苦手なんですけど。
僕ら全員そうだもんね。
でも逆ナンかっていうくらい「めっちゃ良いですね」って言いまくって、『夢みるモンシロ』のレコ発にも出てもらいたいって話もして。出てもらうならライブも見に行きたいってことで、(高円寺の)U.F.O. CLUBまで見に行って。私の耳は間違ってなかったっすね。
嬉しいなあ…そこからあっという間に、12年ぐらいですか?
その12年っていう月日ずーっと仲良くさせてもらってて。
ね。ほんとにずーっと定期的に会ってるバンドってGOOD BYE APRILしか俺らもないっすね。
Studio Digは最初『FLASH』という作品を2017年に作ったときに、どうやったら自分たちで作品作れるかなって話になったときに「ちょうどスタジオがあるよ」ってなって。
「スタジオ始めたよ」みたいな。
そう、始めたばっかりで。
で、「エンジニアもいるんだよ」みたいな感じでテリーを紹介されて。
そこでテリーと出会って。
でもユウスケは「熟練のエンジニアいるんだよ」みたいな感じで言ってたんだけど、実はあれが初めてのレコーディングだったっていう(笑)
天才やん(笑)
なんか…ようわからんまま。
ようやったな(笑)
「すげー寡黙なエンジニアだから」って紹介されて、確かに寡黙やけど面白いよな(笑)
Digとテリーとの付き合いももう6年近くになって、最近はtraveling safariっていうコロナ禍での配信ライブをDigからやらせてもらって。そこでまたグッとチームワークが固まったみたいな。
あの時はDigもどうなっちゃうのかな?って感じの時に、みんなに気持ちの面でもすごい助けられたというか。
あー本当?嬉しいですね…!
いやいやお互い様ですよ。
― 印象的な思い出は?
一緒に佐久行ったり、白鳥のボート乗ったよね。
乗ったね!白鳥のボート乗ったね(笑)
松原湖っていうところでね。
佐久でアコースティックワンマンをやった時に、なぜかGliderが遊びに来てくれて。一緒に温泉入って帰ったっていうね。
八峰の湯でしたね。
八峰の湯めっちゃよかったね。
テリーはどうですか?
俺は…やっぱりいわむロックかな。
あーそうなんだ!?「FLASH」とかだと思ったら(笑)
スキレットとかも録ってるけど(笑)
温泉がないと…
この人らほんまに…(笑)
逆に俺も印象に残ってるんだけど、Gliderはいわむロックのあと2,3日残るって言ってて、「何があるの?」って聞いたら「いや、遊んで帰る」って。
水族館行ったんだよ。
全然海感のない人たちが日本海バックに撮った写真とか見せてくれたもんな(笑)
毎日一緒にいたりするから、日常とバンド活動の境目がわからなくなるよね。どこまでが水族館でどこまでがいわむロックなのか…
全員:(笑)
GOOD BYE APRILもそういうところあると思うけど。
確かに、旅行か遠征かわからへんもんな。
そういうところがすごい気が合うなってのはあるよね。
― GOOD BYE APRILで好きな曲は?
「あなたの帆に吹く風になる」です。
おぉー、バラード!
なんで?
「FLASH」っていうアルバムをほとんど出会ったばかりの時に作って…です。
(笑)。5曲ある中でそれが一番好きなんや。
なんとなくその時自分の環境がすごい変わってたんで、曲的にも背中を押されてる気分になって、すごい印象に残ってます。
ユウスケはどうですか?
全部思い入れはあるっちゃあるんだけど、でも「Xanadu」かな。
ビートルズで言うと「抱きしめたい」みたいな。「ジャジャジャーン」ってイントロが始まってワクワクして、ワクワクが止まらないまま最後までいって、終わったあともワクワクが止まらないみたいな。今のところ一番好きかもしんない。
まじか!嬉しいなあ。
あのイントロがあると一気に引き込まれるというか。なんかめちゃくちゃ好きですね。
― これからに向けて
本当におめでとうって気持ちはあるけど、全然何も変わらないというか。これまでも頑張ってきたのはすごく近くで見させてもらったし、これからもそうやっていくだけじゃないですかきっと。
間違いないっす。
だからこれからもよろしくってことしか言えないよね。
こちらこそですよ。一緒に野外でライブしたいよね。
一緒に行ったことないとことか行きたいよね。いいお風呂見つけに行こうよ、テリーやっぱ風呂がないと…
記憶に残らない!?
いやひどいな!(笑)
テリーさんなにかこれからの我々に向けて一言…
俺?俺…別にないけど…
全員:(笑)
これからもよろしくお願いします。
一緒に歩んでくれる同世代のGliderやDigって存在があっての我々だから、こちらこそこれからもよろしくお願いしますっていう気持ちでいっぱいですね。
それはもちろん!
楽しいこといっぱいしましょう!
これからもStuido Digで配信ライブします!
Studio Dig
店長:栗田ユウスケ(Glider)
エンジニア:テリー
GOOD BYE APRIL
メジャーデビュー記念ワンマンライブ “Feel So Brand New”
日程:2023年4月7日(金)
会場:渋谷duo MUSIC EXCHANGE
< Support Member >
Tb : 湯浅佳代子 / Tp : 織田祐亮 (TRI4TH) / Sax : 藤田淳之介 (TRI4TH) / Pf : 清野雄翔
開場 18:30 / 開演 19:00
<チケット情報>
前売 ¥5,500 / 当日¥6,000 (全席自由) (+1drink)
※前売りチケット購入者に来場特典あり。
※小学生以上有料 ※お一人様4枚まで
・一般発売日(プレイガイド) *整理番号B1~並列
イープラス https://eplus.jp/goodbyeapril/
ローソンチケット https://l-tike.com/goodbyeapril/
チケットぴあ https://w.pia.jp/t/goodbyeapril/
主催/企画/制作:DISK UNION/DISK GARAGE
お問合わせ:DISK GARAGE 050-5533-0888(平日10:00~15:00)
major debute single 『BRAND NEW MEMORY』
GOOD BYE APRIL
ニューミュージック界の名門レーベル 日本クラウン”PANAM”よりメジャーデビューシングルを4月5日にリリース決定!
シティポップ界を代表するメロディメーカーの林哲司氏がプロデュースを手がけ、 忘れられない大切な人とのひと夏の思い出を、懐かしさ感じる80年代のフィリーソウル/AORサウンドにのせた楽曲となっている。
5月24日には同曲の7inchアナログ盤もリリース!
B面には同じく林哲司氏プロデュースの名曲「TRANSIT IN SUMMER」カヴァー を収録!
2023.04.05 DIGITAL RELEASE
PANAM LABEL
2023.05.24 7inch vinyl RELEASE
DOBEATU
Side.A BRAND NEW MEMORY / Side.B TRANSIT IN SUMMER
メジャーデビュー記念対談企画・連動プレイリスト
「My Favorite Songs of GOOD BYE APRIL 」随時更新中!
1.明日はきっと少しだけ selected by AYANA INOUE
2.ラストダンス / 3.Xanadu / 4.FANTASY selected by 松田ナオト
5.真夜中のトビウオ / 6.リップのせいにして / 7.冗談 selected by Tomoya
8.キレイ selected by 湯川トーベン
9.あなたの帆に吹く風になる / 10.Xanadu selected by Studio Dig