2011年7月40歳の若さで亡くなったレイ・ハラカミ。『くるり/ばらの花』のリミックスや、UAのプロデュース、矢野顕子とのコラボレート企画等、様々なフィールドで活動を広げ、今でも彼の音楽は愛され続けている。そんな、レイ・ハラカミ作品として最も知られる事となった代表作4thアルバム『lust』の2LPが、沢山のリクエストにより再発が決定した。
3thアルバム『red curb』から、4年を費やして創られた本作には、レイ・ハラカミにとっての代表曲となった“joy”が収録され、細野晴臣の楽曲をカバーした“owari no kisetsu”では、自身初となるヴォーカルに挑戦している。ジャケットは、盟友スズキスキーが担当した事でも注目を集め、今回の再発では新たにカルロスニーニョによるライナーノーツも封入される。
POPSとしても高い評価を受けた一枚であり、レイ・ハラカミを知るうえでも欠かす事ができない重要作だ。マスタリングは、当時のオリジナル・マスターからレイ・ハラカミが尊敬し、“Lane”のremixも手掛けていた、関西電子音楽家TANZMUZIKの山本アキヲが担当した2LP、見開きジャケット仕様。
中古市場では、2万円以上の高値で取引されていた本作のレコードだけに、リリース当時購入できなかったファンにも嬉しいニュースだ。6年振りの再発となる本作は、DIW PRODUCTSのオンラインショップにて、予約受け付け中。今回は確実にゲットしたい名盤を是非チェックしてほしい。( https://bit.ly/3AqfZzP )
これまでも、ずっと1人で曲を作って来たんですが、レッドカーブ発表以後、色んな人のリミックスをやったり、プロデュースで忙殺されてしまったお陰で、やっぱり、ソロアルバムは1人で作らなきゃなあ、と思いながら作ってたら4年も経ってました。(rei harakami) – 当時のreiharakami HPから