2020年の結成から精力的なデジタルリリースを続けてきたafter six poolside。満を持した1stフルアルバム『MEMORIES』リリース、レコ発企画イベント『出逢警察 vol.1』の開催を祝してコラム連載を掲載!
vol.2では、after six poolsideの楽曲に通じる、サワイカン(Vo.& Gt.)の脳内に迫る。
全3回更新予定。
文:サワイカン (after six poolside)
編集:清水千聖 (OTOTSU編集部)
after six poolsideのサワイと申します。
10月に1st Full Album 「MEMORIES」をリリースし、12月18日には吉祥寺WARPでレコ発ライブ「出逢警察vol.1」を開催します。
ゲストにSONOSUKIMAKARA、nishino kobayashi、THURSDAY’S YOUTHをお迎えしております。
本記事では
30代兼業バンドマンの杞憂に少しでも興味を持ってもらえれば、(そしてレコ発ライブにも興味を持ってもらえれば)幸いです。
ある日の月曜日、朝、寝起き。上司からのお叱りメッセージで目が覚め、月曜日からマジでやってらんない。とボヤく。そんな1週間の始まりでした。
「こんな歳になって、また怒られた。何点減点かな?」
ある時期を境に、仕事でも私生活でも、ぼくらの一挙手一投足は「減点方式」でコミュニティにて評価されるのかと思い始めました。
もちろん誰にとっても産まれた頃〜幼少期は基本的に「加点方式」で、成長するにしたがって「加点減点方式」に、そして社会に出てそれなりになると「減点方式」になるんじゃないか。と考えていました。だからこそ、怒られたくない。とずっと思って生きてきたのかもしれません。自意識をこじらせたおじさんがここを通りますよ。
褒められることなんてほぼなく。むしろ、褒められてもどんなリアクションを取ればいいかわからない。というありさまです。個人差はあると思いますが、「30代の有様」を自分なりに進んでいる気がします。久々にくるりの『ばらの花』を聴いたとき、ティーンエージャーの頃とは歌詞の受け取り方が変わってしまった(いい意味で)ことに気づいてハッとしました。
ジンジャエール買って飲んだ
こんな味だったけな
褒められたら嬉しいんだと思います。
だから、もう少し褒められ慣れしたいんで、ぜひアルバムを聴いてみてください。
『Life Dancer』は、街に生きる機微と躍動を
『Luck My Youth』は、音楽に狂わされた素晴らしき青春を
『Hot Milk』は、メソメソした冬の男の悲哀を
ぼくのおすすめを並べてみましたが、他にもお気に入りの曲はいっぱいあります。
「褒められたいアラサー」を肴に一聴いただけたら幸いです。
RELEASE INFORMATION
LIVE INFORMATION
2024.12.18(水) 吉祥寺warp
WARP 26th Anniversary!! 吉祥寺WARP × after six poolside presents.
「出逢警察 vol.1」
OPEN/START TBA/TBA
ADV/DOOR ¥2,400/¥2,900
[act]
after six poolside
THURSDAY’S YOUTH
nishino kobayashi
SONOSUKIMAKARA(O.A.)
ARTIST PROFILE
窓から見下ろす
広がる公園
魚の焼けた匂い
プールサイド
2020年夏、東京にて結成。90年代オルタナティブミュージック、シティポップ、ファンク、ソウルなどを背景に、甘美さと衝動が混在するバンドサウンドが特徴。deronderonderon、SONOSUKIMAKARA、ALAN、Schedarsのメンバーを含む9人組バンドであるものの、アフタースクール形式の出入り自由なスタンスのため、時々で参加メンバーが微妙に異なる(なお、幽霊部員もいる)。楽曲からグッズ、バンドにまつわるアートワークや映像に至るまで、メンバー自身が思い思いにカスタムしながら制作を進めている。
Release Titles
https://monchent.lnk.to/aftersixpoolside
Official Web Site
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X (旧Twitter)
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