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Catbug『slapen onder een hunebed』の発売を記念し、アーティスト自身が選曲したプレイリストを公開!!

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OTOTSUが注目するミュージシャンやアーティスト、ライターやDJが紹介するプレイリスト・シリーズ。今回は、3/23(水)に日本盤「slapen onder een hunebed」を発売するCatbug(キャットバグ)にお気に入りの楽曲を選んでもらった。彼女のコメントと共に楽しんで頂きたい。

■Catbugコメント
I can go weeks without listening to music, until suddenly one of these songs pops into my head and reminds me how much I love singing and making music.
In those moments, I also like to sing my favorite songs to my cat Lateesha, who seems to like it.

何週間も音楽を聴かないでいる時、突然これらの曲が頭に浮かんできて、自分がどれだけ歌うことや音楽を作ることが好きなのかを思い出させてくれます。
そんなときは、愛猫ラティーシャにお気に入りの曲を歌ってあげると、ラティーシャは喜んでくれるんです。

Favorite Songs selected by Catbug

豊潤に香る弦、たおやかに実る歌。
そこはベルギー郊外にある静かな村。小さな農場を営みながら歌を紡ぎ、「ファーマー・ソングライター」を自称する、Catbugことポーリーン・ロンドーによる珠玉の2ndアルバムが届きました。
本国で高い評価を受けたデビュー・アルバム、『Universe』(2018年)を発表以降、ここ日本では広くその名が知られることはなかったものの、一部の熱心な音楽愛好家の耳を確かに捉えてきました。
本作に収められた楽曲の数々は、アコースティック・ギター、トイ・ピアノ、バーンスリー(インドの竹製横笛)等による、陽の光をたっぷりと含んだ穏やかなバッキングを背に、か細く透度の高い声で、囁くように歌い紡がれています。
それはジュディ・シル、リンダ・パーハクス、ヴァシュティ・バニヤンを始めとした、音楽史にその名を深く刻む、いわば非メジャー系女性シンガーソングライターのアイコンたちを正統後継するものといえるでしょう。
全曲自作、華美な装飾なし。そして「人だけではなく、動物のためにも歌う」と語るように、そのある種超然とした、音楽の向こう側を奏でたような本作は、きっとあなたのとっておきの一枚となるはずです。

text by 山中 明 (新宿ロックレコードストア)

RELEASE INFORMATION


Catbug
slapen onder een hunebed

これはヴァシュティ・バニヤンの再来といって過言ではない。ベルギーで小さな農場を営みながら歌を紡ぎ、「ファーマー・ソングライター」を自称するSSW、キャットバグことポーリーン・ロンドーの大傑作アシッド・フォーク作品。

2022年3月23日発売
品番:THCD600
レーベル : THINK! RECORDS

■日本盤紙ジャケット仕様
■ライナーノーツ:山本勇樹(Quiet Corner)

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