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fox capture plan、15周年イヤー開幕“PLANNING 2026”で描いた拡張と起点

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PHOTO BY Taka “nekoze photo”

2026年3月20日、東京有楽町・I’M A SHOW。
fox capture planによる自主企画「PLANNING」シリーズは、10回目という節目を迎え、“PLANNING 2026”は、コラボレーションアルバム『RESONANCE』のリリース記念であると同時に、バンドの15周年イヤーの幕開けを告げる公演でもあった。

まず登場したのは、この日のゲストであるTHE CHARM PARK。
サポートメンバー4人を加えた5人編成のバンドセットは、彼の持つポップネスをより奥行きのあるサウンドへと拡張していた。

柔らかくも芯のあるボーカルを軸に、バンドが過不足なく絡み合う。楽曲の輪郭を丁寧に描いていくアンサンブルは高い完成度を誇り、フロアには自然と集中した空気と熱狂が生まれていった。
2019年に大阪・服部緑地でお互いに初めて対面して以来、約7年ぶりに実現したこの共演は、THE CHARM PARKの現在地を示すと同時に、この日のイベントの方向性を静かに提示していた。

その余韻のまま、ステージは転換される。

静寂の中、幕が開く。
同時に鳴り始めたのは、「Tokyo」のイントロだった。

視覚と音の立ち上がりが重なった瞬間、会場の空気は一気に引き締まる。シンセのフレーズに導かれ、ベースとドラムが重なりながら、ゆっくりと輪郭を持ち始める。音は前へと押し出されるのではなく、空間に広がっていくように配置され、独特のグルーヴを生み出していく。

「衝動の粒子」「Blue Planet」と続く序盤では、音数に依存するのではなく、“間”と“重さ”で構築されるアンサンブルは、長年の活動で培われたバンドの成熟を強く印象付けた。

続く「エイジアン・ダンサー」を終えた後、流れを切り、MCへ。
ここでは自主企画“PLANNING”の歩みが語られるとともに、THE CHARM PARKとの出会いから今回の共演に至る経緯、そしてコラボレーションアルバム『RESONANCE』の背景が共有された。DJ OKAWARIとの共作「Lightning Moment」をはじめとした多様な参加者との制作プロセスに触れながら、本公演が単なるリリース記念に留まらない意味を持つことが示唆される。

その流れで披露された「Lightning Moment」は、ピアノトリオ編成による再構築によって、原曲の叙情性に新たな推進力を与えるものとなっていた。

後半、「夜間航路」から「The curtain of night」へ。「The curtain of night」では空気の質感が変わり、音の重なりの中に緊張感が宿っていく。観客の意識が徐々に内側へと引き込まれていくような、濃度の高い時間が流れていった。

続く「NEW ERA」の後のMCでは、この日初めて15周年プロジェクトの全体像が言葉として提示された。
2026年12月26日、ヒューリックホール東京でのワンマンライブ。そのフィナーレに向けた1年を「RE:FRAME」と位置付け、これまでの歩みを再定義し、バンドをもう一度組み直していくという意志が語られる。リマスターや再録を含む過去作品の再提示など、今後の展開も示唆され、会場の期待感はさらに高まっていった。

そして「疾走する閃光」。
未来へ向かう推進力をそのまま体現するようなパフォーマンスで、本編は大きな熱量の中、幕を閉じる。

アンコールでは、再び3人がステージに現れる。
軽妙なトークの中で、オフィシャルファンクラブやECサイトの開始、さらにはメンバーのルーツに紐づいたグッズ”山形の冷たい肉そば”などユニークなプロダクトまで紹介され、会場にはリラックスした空気が広がる。

その流れからTHE CHARM PARKを呼び込み、再びステージに迎える。
披露されたのは、『RESONANCE』のオープニングナンバー「Tailwind feat. THE CHARM PARK」。fox capture planとTHE CHARM PARKによる4人編成でのライブ初披露となったこの楽曲は、異なる音楽性が交差することで新たな広がりを獲得し、この一夜の象徴的な瞬間として刻まれた。

“PLANNING”という企画は、これまでも他アーティストとの交差を通して新たな可能性を提示してきた。
10回目となる今回、その意味はさらに更新されている。外部との接続によって生まれる変化と、その中でも揺るがない核。その両方が、この一夜には確かに存在していた。

15周年イヤーは、すでに静かに動き始めている。
その全貌はまだ明かされていないが、断片的に示された構想と、この日の手応えを踏まえれば、その終着点がどこへ向かうのかは想像に難くない。

2026年12月26日、ヒューリックホール東京。
この日を見届けることが、今年のfox capture planを体験する上で欠かせないものになる。
そう感じさせるには、十分すぎる夜だった。

Setlist

THE CHARM PARK
01. クリームソーダ
02. Home
03. Make it Better
04. マジック
05. Don’t Stop
06. Sincerely,

fox capture plan
01. Tokyo
02. 衝動の粒子
03. Blue Planet
04. エイジアンダンサー
05. Lightning Moment
06. 夜間航路
07. The curtain of night
08. NEW ERA
09. 疾走する閃光
EN. Tailwind feat.THE CHARM PARK

【LIVE】
RE:FRAME 15th Anniversary -Finale-
公演日: 2026年12月26日(土)
会場: ヒューリックホール 東京
開場 17:00 / 開演 18:00
チケット代: 指定席 7,000円 / 指定席(U-23) 5,000円
(ドリンク代別途必要)
3歳以上要チケット

▼2次プレオーダー受付
【受付期間】4/16(木) 12:00 ~ 4/26(日) 23:59
【当落・入金期間】4/28(火) 13:00 ~ 5/3(日) 21:00

▼3次プレオーダー受付
【受付期間】4/29(水・祝) 12:00 ~ 5/10(日) 23:59
【当落・入金期間】5/13(水) 13:00 ~ 5/17(日) 21:00

【受付URL】https://eplus.jp/foxcaptureplan/

・枚数制限:お一人様4枚まで
・受取方法:紙+スマチケ
・発券開始日:公演日1週間前~

■チケット一般発売
5/23(土) 10:00~
(e+/チケットぴあ/ローソンチケット)

【RELEASE】

Collaboration Album「RESONANCE」

https://foxcaptureplan.lnk.to/RESONANCE

1st Album「trinity (Remaster)」

2026.5.20 Release

https://foxcaptureplan.lnk.to/trinity_Remaster

2nd Album「BRIDGE (Remaster)」

2026.5.20 Release

https://foxcaptureplan.lnk.to/birdge_Remaster

3rd Album「WALL (Remaster)」

2026.5.20 Release

https://foxcaptureplan.lnk.to/wall_Remaster

ファンクラブ「CapturisM. BASE」https://foxcaptureplan.bitfan.id/
オフィシャルサイト:https://www.foxcaptureplan.com/
YouTube:https://www.youtube.com/@foxcaptureplan
X(旧:Twitter):https://twitter.com/foxcaptureplan
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