1年間の期間限定で再結成した、Riddim Saunter。彼らが3月18日から毎週連続で、5曲の新曲を配信限定で発表していくこととなった。そのリリースに合わせて、5人のメンバーがそれぞれ登場するソロ・インタビューを敢行した。第4回はギターの佐藤寛が登場。Riddim Saunter解散後に古川太一と始めたKONCOSで得たこと、そして佐藤が作詞・作曲を手がけた新曲「Lights」について語ってもらった。
TEXT/INTERVIEW by TAKESHI MIYAUCHI
編集:HIROKI SHIOZAWA(OTOTSU)

──Riddim Saunterの解散後、ヒロシくんはタイチ君と一緒にKONCOSとして活動してきました。どのようにしてKONCOSは動き出したんですか?
佐藤:タイチから、ピアノを弾けるように勉強したいからちょっと付き合ってよ、みたいな感じで頼まれたのがきっかけでしたね。最初は一緒にスタジオ入ってカヴァーをやったりしたんですけど、そのうちオリジナル曲も作るようになって。とりあえず歌詞書いてきてよって言われて、日本語の歌詞をバーッと書いてみたり。その延長で、だんだんとバンドっぽくなっていった感じです。だから、二人でKONCOSやっていくぞ!って意気込んで始まったわけではないんです(註:KONCOSは2016年からドラムに紺野清志を迎えた3ピースで活動中)。
──そんな感じで始まったけれど、KONCOSは日本全国をくまなくツアーで回るようなバンドになっていきました。
佐藤:そこまでの活動になっていくとは、僕は最初全然思っていなかったんです。タイチは結構極端な性格なので、ピアノのスキルをアップするためにも、人前でどんどん演奏して修行したい、いろんなところに行きたいという気持ちもあったんだと思います。KONCOSとして二人で歌モノの楽曲を作っていく中で、どっちが歌う?ってなったら、タイチよりも俺が歌った方がいいかなと思って、メインでヴォーカルも取るようになって。Riddim Saunterでは基本的にケイシが歌詞を書いていたので、KONCOSを始めて自分も歌詞を書くようになったら、結構面白いなと思ってハマっていったんです。それからですかね、言葉を紡いで、それを歌うっていうことをきちんを意識するようになったのは。自分でやってみることで、Riddimでこれを続けてきたケイシはすごいなとあらためて思いました。

──再結成したRiddim Saunterの新曲として、タイチくんが「Seasons of Love」、ヒロシくんが「Lights」の作詞・作曲を手掛けていますが、KONCOSならではの歌心というか、歌詞が描く世界観みたいなものが、現在のRiddim Saunterに反映されているなと印象を受けました。
佐藤:たしかに「Seasons of Love」でタイチが書いた歌詞にしても、KONCOSで歌ってきたような、口馴染みのある言葉の雰囲気はKONCOS感はあるかもしれないですね。
──ヒロシくんがKONCOSで歌詞を書いていく上で、大切にしてきたことを1つ挙げるとすると?
佐藤:KONCOSは基本的に日本語で歌詞を書いているんですけど、3分ぐらいの曲の中で、聴いている人がきちんとイメージを受け取れるような言葉のチョイスを大事にしてきたと思います。だからあまり難しい言い回しは好きじゃない。わかりやすい言葉で、いかに思いや情景を伝えられるか。それに、言葉がみっちり詰まっていると伝わりにくいですからね。そういうことを意識しながら歌詞を書くことが多いです。
──KONCOSのライヴでは会場中で一体になってシンガロングする曲も多かったじゃないですか。そこまででなくとも、ふと口ずさみたくなるような言葉やメロディーが、KONCOSの魅力の1つでもあって。
佐藤:嬉しいです。そうなったらいいなと思いながら、ずっと書いてきましたね。最初の頃は、もっと難しい言葉を並べて書いたこともあったけれど、もし自分がライヴを観に行ったとして、これは受け止めるのが難しいかなと思って。だったら、もっとスコーンと画が浮かぶような歌詞がいいなって。
──今回のRiddim Saunterでメンバーそれぞれが作った新曲も、日本語詞が中心になりました。
佐藤:タイチはきっと日本語で書くだろうなと思ってたけど、ケイシの曲も彼らしい歌詞でよかったですよね。ハマの曲もすごくハマっぽい(笑)。それぞれの個性が、歌詞にもめちゃくちゃ出てる気がします。

“Lights=光”というモチーフに込めた想い
──あらためて、ヒロシくんが作った「Lights」という曲について伺えればと思います。ドラムのブレイクがカッコいいイントロから始まってグイグイと引っ張っていくようなベースラインが印象的な、グルーヴィーでソウル調のナンバーになりました。
佐藤:最初にタイチが「Seasons of Love」という曲を作って。そこからメンバーそれぞれが作った曲を持ち寄ろうという話になった時に、季節をイメージに曲作りをしていこうとなった。「Seasons of Love」が春だから、夏っぽいのをケイシ、秋っぽいのをハマが作ることになって、僕が冬を担当することになったんです。新曲をまとめたEPを出す時に、おそらく曲の並び的には最後になるだろうなと想定していたので、デモの段階ではわりとユルめなボサノヴァみたいな曲調だったんです。とはいえライヴで映えるような曲にはしたいから、各々が勝手にアイデアを載せてくるだろうなとは予想してたけど、そこまでモリモリなアレンジになるとは僕も思ってなかった。でも、すごくいい仕上がりになったと思います。
──ラララ~とみんなで歌いたくなるようなコーラスもそうだし、ゆったりと大らかなグルーヴを感じながら、カラッとポジティヴな印象の曲調は、なんだか未来に繋がる感じも覚えます。
佐藤:今回、僕たちRiddim Saunterの活動自体が、1年間という限定的なものなので。だから歌詞も入れているけれど、また会えたらいいねっていう気持ちを込めて。楽曲自体にも、そんなイメージが滲んでいたらいいなと。今回、僕らがこうしてもう一度Riddimを出来たのも、なんというか、誰も死なずにこれたことも1つの要因としてあるじゃないですか。
──たしかにそうですね。
佐藤:再始動するにあたって、久々に会える人がいて、一方でもう会えなくなっちゃった人もいる。そういう気持ちをぎゅっとできたらいいなと思いながら、この曲を作りました。
──Lights=光をモチーフに作ったのは、ヒロシくんの中でどんなイメージがあったんですか?
佐藤:僕は十代の頃からTHEE MICHELLE GUN ELEPHANTがすごく好きだったんですけど、チバユウスケさんが亡くなる直前にThe Birthdayへ遺した曲が「I SAW THE LIGHT」というタイトルだったんです。もちろんトッド・ラングレンの「I Saw the Light」も好きだし。あと、最初この曲には「光の森」という仮タイトルを付けていたんですけど、「光の森」って僕らがよく行く飲み屋さんの店名でもあって。この名前が可愛いなとずっと思ってたんです。飲み屋さんの灯りに人々が集まる感じとか、ライヴハウスのスポットライトにオーディエンスの視線が集まる感じとか、それこそ街灯に虫が寄ってくるのでもいいんですけど、光に何かが集まっていく感じをイメージしました。あとはそう、会えなくなっちゃった人とか亡くなってしまった先輩とか、そういう人たちが光になって輝いているような。そんなことを考えながら作っていった曲です。
──たしかに、バンドが解散してから14年も経てば、そういう出来事も起きますよね……。
佐藤:この間のBACK DROP BOMBとの2マン(註:2月20日、東京・KANDA SQUARE HALLにて開催)で、この曲を初めてライヴでやったんですけど、お客さんの反応がよかったのはもちろん、元気玉じゃないけどパワーをもらえた感じがあって。それに僕らもお客さんに久々に会えるのが嬉しいし、お客さん同士も久々に会ったみたいな場面も結構あったりしたみたいだし、Riddim Saunterと初めて会えた人もきっといるだろうし……。そういういろんな感情が渦を巻いて、ライヴではドカンと弾ける。それを、初めてこの曲をやった時にすごく感じられたんですよね。なんだか、それがとても嬉しかった。
──この日のライヴを僕も拝見したんですが、「Lights」はリリースされた音源からアレンジが進化していて驚きました。レコーディングのヴァージョンもグルーヴィーですごくいいんですけど、ライヴではさらに躍動感が増していて。とくにアウトロのヒロシくんのギターソロが、エモーショナルでとても素晴らしい!
佐藤:ありがとうございます。僕が作ったデモの段階では、あのソロはなかったんです。それがバンドでアレンジしていくうちに、ちょっと派手なアウトロみたいなのをつけようという話が出てきた。いい仕上がりになっていったんで、ここからライヴをやるたびに確実に良くなっていくはずだし、今から楽しみでしかないというか。多分ツアー・ファイナルの頃には、まったく変わってると思います(笑)。


▼Riddim Saunter – Seasons of Love (Official Music Video)
Release Information

2026/4/8 配信
『Lights』
Riddim Saunter
Lyrics & Music by Hiroshi Sato
Design & Illustration: Hiroshi Sato, Taichi Furukawa

2026/3/18 配信
『Seasons of Love』
Riddim Saunter
Lyrics & Music by Taichi Furukawa
Design & Illustration: Taichi Furukawa
Flower Arrangement: Chieko Ueno (Forager)

2026/3/25 配信
『Makin’ A Life』
Riddim Saunter
Lyrics & Music by Keishi Tanaka
Design & Illustration: Keishi Tanaka, Taichi Furukawa
Photography: Keishi Tanaka

2026/4/1 配信
『Here and There』
Riddim Saunter
Lyrics & Music by Masamichi Hamada
Design & Illustration: Masamichi Hamada, Taichi Furukawa

2026/4/15 配信
『Theme from Kite』
Riddim Saunter
Music by Hiroto Homma
Arranged by Taichi Furukawa
Design & Illustration: Hiroto Homma, Taichi Furukawa
Live Information
【Seasons of Love Tour 2026】
Tour Dates
Sat Apr 11 – Shimokitazawa SHELTER ※SOLD OUT
w/ FRONTIER BACKYARD, CBSMGRFC
OPEN 18:00 START 18:30
INFO | SHELTER 03-3466-7430
Sat Apr 18 – Mito LIGHT HOUSE ※SOLD OUT
w/ スーパーアイラブユー
DJ: KIKUCHIHIDEAKI
OPEN 17:00 START 17:30
INFO | LIGHT HOUSE 029-224-7622
Sun Apr 19 – Utsunomiya HEAVEN’S ROCK VJ-2 ※SOLD OUT
w/ Someday’s Gone, PINK POLITICS
DJ: kanbara
OPEN 17:00 START 17:30
INFO | HEAVEN’S ROCK 028-639-0111
Sat Apr 25 – Sakata hope
w/ FRIDAYZ, THE SENSATIONS
OPEN 17:00 START 17:30
ADV ¥5,000 DOOR ¥5,500 | 1drink charge
INFO | hope 090-9539-2459
Sun Apr 26 – Koriyama PEAK ACTION ※SOLD OUT
w/ to overflow evidence
OPEN 17:00 START 17:30
INFO | PEAK ACTION peakaction2011@yahoo.co.jp
Sat May 16 – Toyama MAIRO
w/ やまも
DJ: COICHI, BOB, CHIGON, NAKAO, MAKOTO (Notorious Rock), Nakajima (URAOMOTE)
OPEN 18:00 START 18:30
ADV ¥5,000 DOOR ¥5,500 | 1drink charge
INFO | LOVEBUZZ 076-445-1181
Sat May 23 – Okayama YEBISU YA PRO
w/ IdolPunch
DJ: AYAKA, ぬるま湯よしだ
OPEN 17:00 START 17:30
ADV ¥5,000 DOOR ¥5,500 | 1drink charge
INFO | YEBISU YA PRO 086-222-1015
Sun May 24 – Hiroshima 4.14 ※SOLD OUT
w/ neil and iraiza, THE ZOO
DJ: DAI, のりんちょ, HIROYAN
OPEN 17:00 START 17:30
INFO | STEREO RECORDS 082-249-3024
Sat Jun 6 – Kagoshima SR HALL
w/ THE ACOUSTICS
DJ: GunChain
OPEN 17:00 START 17:30
ADV ¥5,000 DOOR ¥5,500 | 1drink charge
INFO | SR HALL 099-227-0337
Sun Jun 7 – Kumamoto NAVARO
w/ デュビア80000cc
DJ: Yamarchy, Edmond, Kappy, KIN, MIZUARAI
OPEN 13:30 START 14:00
ADV ¥5,000 DOOR ¥5,500 | 1drink charge
INFO | NAVARO 096-352-1200
Fri Jun 19 – Matsuyama W studio RED
w/ Coelacanth, ONOMATOPEE
DJ: odamy, tetsuoman, Nori (ROCK TRIBE)
OPEN 18:00 START 18:30
ADV ¥5,000 DOOR ¥5,500 | 1drink charge
INFO | W Studio RED 089-948-8514
Sat Jun 20 – Takamatsu TOONICE ※SOLD OUT
w/ BRAHMAN
OPEN 17:00 START 17:30
INFO | TOONICE 087-802-1069
Sun Jun 21 – Kyoto nano ※SOLD OUT
DJ: shota_yam, 832boy
OPEN 17:00 START 17:30
INFO | nano 075-254-1930
Sat Jun 27 – Chiba LOOK ※SOLD OUT
w/ the band apart
OPEN 17:00 START 17:30
INFO | LOOK 043-225-8828
Sat Sep 12 – Shindaita FEVER
OPEN 17:00 START 17:30
ADV ¥5,000 DOOR ¥5,500 | 1drink charge
INFO | FEVER 03-6304-7899
Sat Oct 3 – Niigata GOLDEN PIGS RED STAGE
OPEN 17:00 START 17:30
ADV ¥5,000 DOOR ¥5,500 | 1drink charge
INFO | GOLDEN PIGS 025-201-9981
Sun Oct 11 – Sapporo BESSIE HALL
OPEN 17:00 START 17:30
ADV ¥5,000 DOOR ¥5,500 | 1drink charge
INFO | WESS info@wess.co.jp
Mon Oct 12 – Obihiro Studio Rest
OPEN 17:00 START 17:30
ADV ¥5,000 DOOR ¥5,500 | 1drink charge
INFO | Studio Rest 0155-27-0132
Sat Oct 31 – Morioka Club Change
OPEN 17:00 START 17:30
ADV ¥5,000 DOOR ¥5,500 | 1drink charge
INFO | Club Change 019-652-7182
Sun Nov 1 – Sendai MACANA
DJ: ITAMI (EACHTIME.)
OPEN 17:00 START 17:30
ADV ¥5,000 DOOR ¥5,500 | 1drink charge
INFO | MACANA 022-262-5454
Sat Nov 7 – Fukuoka BEAT STATION
DJ: Kazuo
OPEN 17:00 START 18:00
ADV ¥5,000 DOOR ¥5,500 | 1drink charge
INFO | ABOUT MUSIC info@aboutmusic.jp
Sat Nov 14 – Umeda Shangri-La
DJ: DAWA (FLAKE RECORDS)
OPEN 17:00 START 18:00
ADV ¥5,000 DOOR ¥5,500 | 1drink charge
INFO | GREENS 06-6882-1224
Sun Nov 15 – Nagoya CLUB QUATTRO
DJ: OYAZI (SO NICE! BE HAPPY!)
OPEN 17:00 START 18:00
ADV ¥5,000 DOOR ¥5,500 | 1drink charge
INFO | JAIL HOUSE 052-936-6041 (平日11:00–15:00)
Sun Nov 22 – Ebisu LIQUIDROOM
DJ: YAMARCHY
OPEN 17:00 START 18:00
ADV ¥5,000 DOOR ¥5,500 | 1drink charge
INFO | DISK GARAGE https://diskgarage.com
Mon Nov 23 – Ebisu LIQUIDROOM
DJ: RYO YAMAGUCHI (Ernie Palo)
OPEN 17:00 START 18:00
ADV ¥5,000 DOOR ¥5,500 | 1drink charge
INFO | DISK GARAGE https://diskgarage.com
—
Ticket – General Sale
Sat Sep 12, 2026 – Mon Nov 23, 2026 Shows
On Sale: Sat Apr 11, 2026 at 10:00 AM
URL|https://eplus.jp/sf/word/0000003879

≪Riddim Saunter SNS≫
― Keishi Tanaka
https://www.keishitanaka.com/
― Hiroshi Sato
https://x.com/hiroshisato
― Masamichi Hamada
https://www.instagram.com/masamichihamada/
― Hiroto Homma
― Taichi Furukawa
https://x.com/TaichiFurukawa
https://www.instagram.com/taichifurukawa



