「あなたの部屋で、聴かせてください」自分にとって最上の音が鳴るオーディオ部屋さえあれば、コロナ禍の巣ごもりも苦にならない!?
寺島靖国、4年ぶりの新刊は、音楽家、評論家、オーディオファンからジャズ喫茶、あらゆるオーディオ部屋を訪ね歩く「JAZZ JAPAN」の人気連載を集大成し、1冊にまとめた『MY ROOM MY AUDIO 十人十色オーディオ部屋探訪』が7月22日にDU BOOKSからリリースされた。連載時はモノクロだったものをフルカラー化し、さらに、寺島靖国自身のオーディオ部屋をオーディオ評論家の小原由夫がぶった斬るというスペシャル企画も新規収録。なんと約70部屋が登場するボリュームだ。
また、本に紹介されている楽曲を集めたSpotifyプレイリストも公開中。こちらも是非、チェックしてもらいたい。


MY ROOM MY AUDIO 十人十色オーディオ部屋探訪
寺島 靖国
●本についての詳細
『人のふり見て我がふり直せ』と昔の人はよく言ったものだが、寺島さんに言 わせれば、『人の音見て我が音変えろ』である。本書に掲載された人の家を巡って音を聴いては、自分のシステムとの違いを咀嚼した上で次に何を変えようかというヒントを得てきたのではなかろうか。結局のところ、我々は御大に利用されていたのである!」
【書き下ろし特別編】寺島靖国マイルームの音を斬る ──文・小原由夫(オーディオ評論家)より抜粋
ジャズを聴くための環境に正解なし!どんなオーディオ指南本よりも参考になる、寺島靖国の古今東西/老若男女のオーディオ部屋訪問記。
70人に聞く、自分にとって最高の音楽環境とは?
音楽家、評論家、ジャズ喫茶、オーディオファンまで70人69部屋、ステイホーム時代の部屋聴きオーディオ聴き比べ!
「JAZZ JAPAN」の大好評連載をオールカラーで集大成。
新規追加ページとして、寺島靖国逆取材。最新オーディオ部屋初公開!
ジャズ&オーディオ必聴盤200枚も掲載。
●寺島靖国氏のコメント(あとがきから抜粋)
皆さんのお宅の音を聴いてわかったこと。
それは、いい音という概念はあるが、いい音という実体はないということでした。
各々の方が出していた音は、ご自分の好きな音でした。その人の好む音がいい 音なのです。さらにその方の人柄を偲ばせるような音だったら言うことはありません。