19年ぶりにJUMPSの新作アルバムを聴いた。大昔ライヴハウスで聞いていた頃のJUMPSをそのままなぞってるんじゃなくて、2022年版の今のJUMPSを再構築しているのが良かった。時事ネタへの批評性に富んだ歌詞作りは島くんの得意技だが、パンク・ロックのルーツを継承しながら、アレンジや演奏、音楽性により広がりを感じさせるポップ性が感じられ、何回も聴きたくなるアルバムに仕上がっているのが良かった!
メンバーはすっかりオールド・ボーイズになっているが、そのへんの若造など寄せ付けないパワーと情熱を放射できているのは、彼らがロックをパンクをただ愛好してきたのではなく、そのスピリットを生き続けてきたからに違いない。まさに彼らの曲の歌詞にある「ゴールを見失うな、輝き続けろ!」という想いが溢れているアルバムだ。久々にスカッとするロックを聴いたぜ!
鳥井賀句(音楽評論家)
19年ぶりのアルバムだってザ・ジャンプス
昔々からJUST A BEAT SHOWでお世話になってます島さんなんか昔は酒ばっか呑んでるバンドだなぁって思ってましたCDでちゃんと聴いたのは初めてかも、心地よいロケンロールとメッセージが良いね、懐かしさも感じるし、さすが弁護士ロッカー色々考えてるね
まだまだ聴くよ
修豚(30% LESS FAT)
ロックンローヤー・島キクジロウからthe JUMPSのニューアルバムが届いた!
ポップでキャッチー。レゲエっぽい曲もあり、ポリティカルな歌もコトバの乗せ方が絶妙なので、もっと歌詞を知りたくなるなぁ〜。
CROSSが1曲書いてて、なんかアタシが歌っても似合うんじゃない?なんて思っちゃった(笑)
これ、もうフェイバリットアルバムよ!
ニッキー(NICKEY&THE WARRIORS)
渋谷。センター街。屋根裏。の音。
甲本ヒロト(ザ・クロマニヨンズ)
ブレないメッセージありがとうございます!
かっちょええロックワールドで皆様聞いて踊り狂いましょう
「Down On The Road」が好きです。
アツシ(ニューロティカ)
彼はこれまで長い距離を駆けてきたが、今この歌で、この音で新たに走りだしたのだ。世界があまりに沈んでいて、大人たちがあまりに腐っているから、この光が必要なのだ。
the JUMPSのエネルギーは本物だ。稲妻のように夜空を照らし、同じく、駆けてきた者たちの胸に届くだろう。
ドリアン助川
久しぶりに熱く切ない作品に出会えました。
「音楽的な懐の深さ」や「配置された言葉」も勿論、素晴らしいと感じましたが何よりもその「姿勢」「心構え」に共感しました。
「揺るぎようのない価値観」に裏付けされた「世界観」が「反骨精神」と相まって躍動感溢れる背景となり「音」と「言葉」で彩られた今作は「絶望」と「希望」に縁取られた傑作中の傑作。
これを結成37年のバンドが作ったって事が信じられない。
まるで10代や20代の新世代が作ったファーストアルバムみたいだ。
貴重だと思う。この手のバンドって希少だとも思う。
「本物」とか「偽物」って表現は好きじゃないけどthe JUMPSは「バンド」だと断言できる。
私達が憧れた「バンド」って形態だけを意味しない。
それはアティテュード。「心構え」だ。
だからthe JUMPSは最高のバンドの1つって事。
景山 潤一郎(THE PRISONER)
僕らの世代ではもはやテキストでしか触れられなかった伝説のバンドの新音源を聴けるなんて事が2022年に起きるクレイジーさ!
その新音源はもちろんクソッたれ感溢れるパンクロックが底辺にある前提で「色々なもの」が詰まっていて、そんな「色々なもの」を「理由をもって」シンプルにまとめ上げた一枚でした。
先輩方はもう進化しないで下さい。
追いつけなくなっちゃうので。
ステージで挑戦出来る日を楽しみにしています!
負けじとぶちかましますので!
遠藤貴志(GOOFY’S HOLIDAY)
Release Information
the JUMPS
REBEL BANQUET
2022/11/02 Release
Swingin’DOG / SDR3006