GOOD BYE APRILのメジャーデビュー決定を記念し、バンドが12年の歴史でお世話になってきた方々へデビューの報告を兼ねて、これまでのことやこれからのことなど様々な内容を語り合う対談企画がスタート。
第六回は、倉品が楽曲制作にも携わるなど、ここ数年で急速に距離が近づいた仲でもあるオカモトコウキ(OKAMOTO’S)がゲストに登場。
実は同い年でもあり、バンド歴も同じながらも長らく交わってこなかった2人が出会ったきっかけや、コウキ氏が衝撃を受けた共通点、さらにこの日も新たな衝撃的の事実が発覚し…!?
インタビュー・テキスト : 石川大樹 編集:伊藤晃代(OTOTSU 編集担当)
― 初めて出会ったのは?
2年前くらいに、ブライアン新世界くんを通じて知り合ったみのミュージックくんの家に行った時に、そこでコウキくんともお会いして。で、その場でもう曲を聴かせ合う会になり(笑)
その時に『Xanadu』を聴いて、一聴してめちゃくちゃ良かったんですけど、もしかしたら酔っ払ってるからめちゃくちゃいいと感じたのかなと思って、翌日改めて聴いたら「やっぱめっちゃいいな…!」って。
酔いが覚めても!(笑)
アルバムの出来に感動したというか、同世代でこういう音楽やってるっていうのも知らなくて、そこで初めて音源聴いたっていうのもあったので結構衝撃を受けましたね。
僕ら同い年で、バンドの歴も実は同じくらいなんですよね。
僕ら全く交わらなかったね(笑)
ほんとにそう(笑)
やっぱいいよね、これだけ長く交わらなかった人がここで会うってすごくいいし、これだけ長く続けてるとちゃんとみんないい音楽をやってるから残ってるに違いないし。
そこからコウキくんのソロ作品の『時のぬけがら』に僕はアレンジとして参加したり。
『swing in the dark』ではStudio KiKi(オカモトコウキがオーナーを務めるホームスタジオ)で録音したりとか、色々お互いに関わり合って。
「冗談」っていう曲の歌をまさにここで録らせてもらったり。
「冗談」いい曲だよねえ…。
で、遡って話をすると、一方的に僕なんかはOKAMOTO’Sは東京の華やかなロックバンドでっていうので、「交わるところないだろうな」とはずっと思ってたんですけど。
それね、結構言われる(笑)
よくないんだけどね(笑)30代に入ってから、そういうのは自分の勝手な思い過ごしだったなと。話も合うというか、聴いてきてる音楽的にも共通項もあるし。
価値観というか、都会具合?そういうのも全然同じくらいだしね。
でも20代前半からそういう一方的な思いもありながら、同時にOKAMOTO’Sに対してメジャーっていうフィールドの中で自分たちがかっこいいって思うものを貫いてる所がすっげーかっこいいっていう印象だったから、そういうところは僕らも見習っていきたいなと思いますね。
― 印象的な思い出は?
『時のぬけがら』のレコーディングに行く道中の車内が印象的でしたね。
道中が2時間くらいなんですけど、ずーっと喋ってて。その中で、Oasisの「Love Like A Bomb」って曲が僕はOasisの中で一番好きレベルで好きなんだけど、らっしーもそうだったっていうのが衝撃的すぎて。
衝撃でしたね。いないよね(笑)
初めて出会って(笑)あとは釣り堀に行きましたね。そこで印象的だったのが、僕は「釣り堀に行こう」って言ってたんですけど、らっしーは頑なに「管理釣り場」って言うんだよね。
あ、そうでした!?(笑)
それは釣り好きな人のこだわりなのかなと思ってツッコめなかったんですけど、「釣り堀」は魚を下に見た言い方みたいなそういうのあるの?
あの、釣り方が違うんですよ。
おお、なんかやっぱありましたよ(笑)
釣り堀っていうとエサ釣りのイメージで、僕の中でルアーフィッシングをする釣り堀のことは「管理釣り場」って言うんですよ。
おお、衝撃の事実が明らかになりましたよ(笑)
世間一般ではそういう区分してるわけじゃないと思いますけど…(笑)
― GOOD BYE APRILで好きな曲は?
いっぱいあるんですけど、延(延本)の歌詞がやばい時があって、「アイス」とかやばいっすね。
小さなところから話が広がっていって、やがてもうコズミックなレベルまで行くっていう歌詞のテクとしては延すごいなって本当に思いましたね。「SAFARI」も延ですか?
「SAFARI」もそうですね。
「SAFARI」の歌詞もやばいっすね。
井上陽水さんみたいな、ナンセンスなんだけどイメージが浮かんでくるような素晴らしい歌詞で、サウンドも相まって本当に好きですね。あとは一番最初にめっちゃグッと来たのが「水蒸気」っていう曲で。
コード進行とか演奏も秀逸で、中期のユーミンみたいな感じの自分もめちゃくちゃ好きな年代の音楽に共通した感じがあって大好きですね。
いや嬉しいわあ…。コウキくん歌詞もバンドの曲でも書いたりしてるけど、すごく僕も大好きな歌詞で。
いや延の歌詞には勝てないっすよ…延さんすごいっすね。
延のコスモが(笑)
「feel my hush」の延の歌詞もやばいっすね。「名前はなくても魂はおなじでしょう」って、パンチラインすぎる…!
― これからに向けて
メジャーに行ったから気合を入れて変えようという感じよりかは、最初の頃と同じようにいい音楽を作り続けて、それを手伝ってくれる人が増えるって話だと思うので、むしろブレずにいくべきだと僕は思いますので。
うん。
メジャーに行ったからといって11人ダンサーを入れてライブしたりしないようにっていう感じですかね(笑)
似合わなそうだね~俺らね、やってたら喝を入れてくださいぜひ(笑)
「何をやってるんだ!この頃を思い出してくれ!」という感じで(笑)
これからも楽しいことをたくさんやっていけたらと思うので、これからもよろしくお願いします!
オカモトコウキ(OKAMOTO’S)
GOOD BYE APRIL
メジャーデビュー記念ワンマンライブ “Feel So Brand New”
日程:2023年4月7日(金)
会場:渋谷duo MUSIC EXCHANGE
< Support Member >
Tb : 湯浅佳代子 / Tp : 織田祐亮 (TRI4TH) / Sax : 藤田淳之介 (TRI4TH) / Pf : 清野雄翔
開場 18:30 / 開演 19:00
<チケット情報>
前売 ¥5,500 / 当日¥6,000 (全席自由) (+1drink)
※前売りチケット購入者に来場特典あり。
※小学生以上有料 ※お一人様4枚まで
・一般発売日(プレイガイド) *整理番号B1~並列
イープラス https://eplus.jp/goodbyeapril/
ローソンチケット https://l-tike.com/goodbyeapril/
チケットぴあ https://w.pia.jp/t/goodbyeapril/
主催/企画/制作:DISK UNION/DISK GARAGE
お問合わせ:DISK GARAGE 050-5533-0888(平日10:00~15:00)
major debute single 『BRAND NEW MEMORY』
GOOD BYE APRIL
ニューミュージック界の名門レーベル 日本クラウン”PANAM”よりメジャーデビューシングルを4月5日にリリース決定!
シティポップ界を代表するメロディメーカーの林哲司氏がプロデュースを手がけ、 忘れられない大切な人とのひと夏の思い出を、懐かしさ感じる80年代のフィリーソウル/AORサウンドにのせた楽曲となっている。
5月24日には同曲の7inchアナログ盤もリリース!
B面には同じく林哲司氏プロデュースの名曲「TRANSIT IN SUMMER」カヴァー を収録!
2023.04.05 DIGITAL RELEASE
PANAM LABEL
2023.05.24 7inch vinyl RELEASE
DOBEATU
Side.A BRAND NEW MEMORY / Side.B TRANSIT IN SUMMER
メジャーデビュー記念対談企画・連動プレイリスト
「My Favorite Songs of GOOD BYE APRIL 」随時更新中!
1.明日はきっと少しだけ selected by AYANA INOUE
2.ラストダンス / 3.Xanadu / 4.FANTASY selected by 松田ナオト
5.真夜中のトビウオ / 6.リップのせいにして / 7.冗談 selected by Tomoya
8.キレイ selected by 湯川トーベン
9.あなたの帆に吹く風になる / 10.Xanadu selected by Studio Dig
11.アイス / 12.SAFARI / 13.水蒸気 / 14. feel my hush selected by オカモトコウキ