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~白昼堂々踊レ人類のピロートーク~ vol.2

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横浜〜東京のライブハウスシーンを中心に、そのキャラクターと演奏力の高さで話題を呼び、3月には初の全国流通盤リリース、4月にはワンマン公演も控える白昼堂々踊人類。”落語の枕”ならぬ、”白昼堂々踊レ人類の枕”と称して、そんな彼らの出会いやアルバム『真打』収録楽曲について紹介してゆく連載が2024年2月よりスタート。メンバーそれぞれの個性あふれる内容を是非お楽しみいただきたい。
隔週木曜日更新。

文:ゴリ (白昼堂々踊レ人類)
編集:清水千聖 (OTOTSU編集部)


OTOTSUをご覧になっている皆様、また来てくれるなんて…アタシ感激ッ!
というわけで「白昼堂々踊レ人類のピロートーク」の連載も2回目。Vol2ですよ!プロデューサーさん!(虚空を見つめながら)

前回に引き続き、通信簿には落ち着きがないと書かれたボーカルのゴリが担当いたします。
今回も摩訶不思議文法世界にお付き合いください。
初めての方にざっくり説明しましょう。

本稿は落語において行われる「枕」を参考に、皆様が白昼堂々踊レ人類の楽曲が持つ世界観やテーマをスムーズに理解できるような導入をするカンフル剤的な記事でございます。
ちなみにそうじゃない場合もあります。
「…?」ってなった人はブラウザバックしてvol1もご覧ください。そちらを見てもわからない場合は「落語 枕」で検索検索。
…待って、お願いだからまとめサイトに移らないで。重ね重ね申し上げますが、もう少しお付き合いください。
それでは気を取り直して…。

語って、ワクワク!

えー、皆さんに悲報です。
なんと第二回目にして筆が止まりかけております。何が「語って、ワクワク!」だ。反省しなさい。
やっぱりこういうところに読書経験ってのは顕著に出てしまいますね…

読書苦手な人あるあるだと思うのですけど、小学生の頃シャーロックホームズとか読んでた友達って、なんかすごいソンケーの眼差しで見てしまっていませんでした?読書家タイプの人は全員秀才だと思っていましたよ、アタシゃ。
この通り活字アレルギーでしたので、学校での朝読書の時間はある時期を過ぎるまではかなり退屈でした。暇を持て余していたので、筆箱の中身を合体させて「アンドロモン!」とかやっては先生に怒られていました。

ちなみにこういう謎工作をやる時、ツナギとして大活躍するのがネリケシ。小学生たちの無茶な想像力をその身いっぱいに受け止め具現化させます。せっかくなのでこの場を借りて我が小学時代のネリケシアート傑作選でも発表しようと思ったのですが、流石に大人の目にも触れる可能性があるこの場でソイツをやるのはクリエイターとしてあまりにKENZENではないと思うのでやめておきましょう。気になる方は個人的に教えます。

ところで私はネリケシが大好きです。
「人とネリケシは相利共生、ともに育っていく相棒と言っても過言ではない。」
そう思っております。
確かに側から見ればただのゴミ…汚い捨てろと言われること幾星霜。ですが考えても見てください。消しゴムで何かを消しては蓄え消しては蓄え…そうして大きくなったネリケシは、最早自身の経験値の具現化なのではないでしょうか?筆箱の中で異様な存在感を放つネリケシが、なんだか「大丈夫だ、お前は強い」と励ましてくれるような気がしてたのです。
今ではもう手元にネリケシはありません。
ですが、ネリケシと共に歩いてきた我々はまた新たな価値観や想像力をコネコネして、それぞれのバーチャルネリケシを作って生きているのです。人の数だけネリケシあり。皆さんも素敵なネリケシを作ってくれたら、私はとても嬉しい。

…ネリケシがゲシュタルト崩壊しそうな文章になってしまいましたね。

ネリケシは命の創造、レッツゴー、Try on。

工作の神様に愛を込めて。

白昼堂々踊レ人類で
H.M.D

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