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Jesse Peterson (Turn On The Sunlight)インタビュー | LAインプロヴァイズド・ミュージックの中心人物が仲間たちと作り上げた、有機的で自然のようにそこに在る音楽、人と人のコネクションを感じさせるもの

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ロサンゼルスのジャズ・シーンは、10年くらい前から世界的に注目されるようになったが、それ以降はジャズにはカテゴライズできない、新たなインプロヴァイズド・ミュージックのシーンがLAで盛り上がりを見せるようになった。このシーンの中心人物の一人がカルロス・ニーニョであり、彼がInternational Anthemからリリースしているアルバムでは、インプロヴィゼーションとコンポジションの境界線を曖昧にしている手法が話題になった。そんなカルロスと長年活動してきたマルチ楽器奏者、エンジニア、プロデューサーのジェシー・ピーターソンは、カルロスと共にターン・オン・ザ・サンライト(TOTS)というユニットを2009年に結成し、数々の作品をリリースしてきた。ワールド・ミュージック、ジャズ、アンビエント、実験音楽などの要素を取り入れながらも、遊び心があって、その心地いいサウンドが各方面から評価されている。パンデミック中にリリースされたTOTSの前作『You Belong』は、アンビエント色が強かったが、新作『Ocean Garden』には、伝説的トロンボーン奏者であるフィル・ラネリン、サックス奏者のジョシュ・ジョンソン、スピリチュアル・ジャズ界のボーカリストであるドワイト・トリブルなど、LAジャズ界を代表するミュージシャンが多数参加。一方で、ニューエイジ界の伝説的アーティストであるララージ、1972年にリリースされた『み空』で知られ、現在カリフォルニア在住のフォーク・ミュージシャンである金延幸子、ガーナ出身のマリンバ奏者であるSKカクラバなどが参加し、ジャズ、アンビエント、フォーク、エレクトロニック・ミュージック、ワールド・ミュージックの垣根を超えた傑作を作り上げた。

ジェシーとカルロスは、アンドレ3000がラップを完全に排除し、フルートを中心に演奏した新作『New Blue Sun』に参加しており、これによりLAのインプロヴァイズド・ミュージックへの注目度がさらに高まっている。このシーンの重要人物であるジェシーに、彼のバックグラウンドや『Ocean Garden』の制作について語ってもらった。

Jesse Peterson Interview
ジェシー・ピーターソン インタビュー

インタビュー・構成:バルーチャ・ハシム – Hashim Kotaro Bharoocha
通訳:バルーチャ・ハシム – Hashim Kotaro Bharoocha
編集:篠原 力 – Riki Shinohara(OTOTSU)
Special Thanks:Jesse Peterson (Turn On The Sunlight), plant bass


Artist : Turn On The sunlight
ターン・オン・ザ・サンライト

Title : Ocean Garden
オーシャン・ガーデン

レーベル : rings / plant bass
フォーマット : CD​, LP, Digital
ライナーノーツ解説:バルーチャ・ハシム

価格 (CD) : 2,860円 (tax in)
JAN (CD): 4988044097605
品番 (CD):RINC118

価格 (LP) : 4,400円 (tax in)
JAN (LP): 4988044097636
品番 (LP):RINR16

Turn On The Sunlight(ターン・オン・ザ・サンライト)
Turn On The Sunlight / Tune Up featuring Phil Ranelin

大自然の中で一人で歌って曲を作ったりしていた。

——あなたの音楽的バックグラウンドについて教えてください。

Jesse Peterson(ジェシー・ピーターソン) – 僕はテキサス州のオースティンで育ったんだけど、両親が音楽好きで、母親がダルシマー、父親はギターを演奏していたので、家族と一緒によく楽器を演奏したり歌っていた。父親は考古学者なんだけど、世界中から見たことのない楽器をお土産として持って帰って来ることが多くて、子供の頃から様々な楽器に触れていた。6歳の頃からスズキメソッドでバイオリンを習っていて、そのあとはギターのレッスンを受けるようになった。高校生くらいから4トラックのカセットレコーダーを使って宅録するようになって、ギター、バイオリン、父親からもらった楽器を使ってレコーディングしていた。当時は、自分なりのポップミュージックをレコーディングしていたんだけど、ジャズ、ワールドミュージックが好きだったから、そういう要素が入っていた。大学では最初は考古学を勉強していたんだけど、途中からシカゴの美大に移って、そこでレコーディング技術、映像などを勉強した。

——考古学から音楽に移行するのは珍しいですね。

J – 父親の考古学の仕事を子供の頃から手伝うようになって、自然の中で長時間歩いて調査することが多かったんだけど、そういう時に曲のアイデアを思いつくことがあった。自然の中で一人でいる時には、最低限の荷物しか持っていけないから、楽器は持っていけなかったんだ。だから、大自然の中で一人で歌って曲を作ったりしていた。または、何人かと考古学の調査をするときは、お互いに50メートルくらい離れて歩くんだけど、その時に仲間がどこにいるかわかるように、掛け声を出すんだ。父の考古学者仲間と調査をするときは、掛け声を出すより、退屈しないように、歌を歌いながら長距離歩いてたね。だから、普通の人とは違う曲作りの方法になったのかもしれない(笑)。

マウイの鳥の音、家の窓から見える景色にとても癒されて、その環境にフィットする音を作りたくなった。

——ターン・オン・ザ・サンライト(TOTS)を結成した経緯は?

J – LAで2002年くらいにカルロス・ニーニョと仲良くなった。当時、僕はPlug Researchから作品をリリースしたことがあって、カルロスもこのレーベルから作品をリリースしていた。2005年に僕はまたニューヨークに住むようになって、カルロス・ニーニョがニューヨークでよくDJをしたりライヴをやるようになった。彼がニューヨークに来るようになって、一緒にレコーディングするようになった。最初に一緒に作品をリリースしたのは、2008年だったけど、ターン・ザ・サンライトとして初めてアルバムを出したのは2010年だった。ターン・オン・ザ・サンライトは2009年くらいに結成したんだけど、僕がこの名前をたまたまCDに書いて、カルロスが気に入ってグループ名になった。僕が子供の頃から持っていたアコースティック楽器や世界中の伝統楽器を使って、Farfisa、フィールドレコーディングを組み合わせて、高揚感のある音楽を作るところから始まった。のちにカルロスは自身の活動で忙しくなって、ターン・オン・ザ・サンライトにあまり参加していない作品もある。僕は2012年に最初の子供が生まれて、音楽制作に打ち込める時間が減って、他のビジネスでも忙しくなったんだけど、またターン・オン・ザ・サンライトとして作品をリリースするようになってから、アンドレス・レンテリア、サム・ゲンデル、ミッチェル・ブラウン、僕の妻のミア・ドイ・トッドなどのミュージシャンも参加するようになった。2020年に「Warm Waves」をリリースして、カルロスはレコーディングに参加しなかったけど、リミックスを提供してくれた。「Drives To The Beach」はカルロス・ニーニョとパブロ・カロゲロとレコーディングした作品で、スペインのTokonoma Recordsというレーベルからリリースした。2022年にMoonglyphというレーベルから「You Belong」をリリースしたんだ。

——最新作『Ocean Garden』の制作はどのような経緯で始まったのでしょうか?

J – パンデミック中に、フィル・ラネリンは新作をレコーディングする予定だったんだけど、どこもスタジオが閉鎖され、彼はレコーディングできるスタジオがなくて困っていたんだ。そこで、僕がエンジニアを務めて、僕の自宅で2020年にフィル・ラネリンの『Infinite Expressions』をレコーディングすることになった。その時にフィルのボーカル素材をレコーディングしたんだけど、それは彼のアルバムでは使用されなかったんだ。彼の『Vibes from the Tribe』のスタイルで歌ったんだけど、彼の声からとても歴史を感じて、自分の作品で使いたいと思ったんだ。そのレコーディングの後に、フィルは2021年に脳卒中で倒れてしまい、今はだいぶ回復したけど、彼に敬意を表したくて、自分のアルバムで彼の声を使わせてもらうことになった。フィルは『Ocean Garden』の1曲目の”Tune Up”で『人生においてバランスを保つことの大切さ』について歌っているんだけど、この曲にはヒューマン・エラー・クラブのキーボード奏者のディエゴ・ガエタ、サックス奏者のアーロン・ショー、ベーシストのアナ・バターズ、ウィル・ローガンなどが参加していて、僕はバイオリンを弾いている。

Phil Ranelin / Infinite Expressions (2021)

——『Ocean Garden』にインスピレーションを与えた経験や音楽はありますか?

J – 『Ocean Garden』はハワイのマウイ島で素材の大半をレコーディングした。マウイの家にはシンセ、フルート、ギター、ベース、パーカッションなどがあって、そういう楽器を使ってレコーディングしたんだ。マウイに、スムージーと手作りの打楽器を売っているお店があって、そこで色々な打楽器を買ったりもした(笑)。マウイでレコーディングすると、マウイの自然音が入ったり、ハワイの伝統音楽に影響されるから面白いんだ。マウイの湿気と環境の影響、マウイの家の独自の音があって、自分が好きなサウンドになるんだ。マウイの歴史や音楽にとても魅力を感じているんだ。マウイに行くと、少し前に亡くなってしまったヤソスとよく過ごしていたけど、彼ともよくマウイの大自然を満喫していた。

——今までとは違うサウンドにしたくてマウイでレコーディングしたんですか?

J – マウイに家族で旅行に行って、時間もあったから、作品を作る予定もなく、遊びでレコーディングするようになった。マウイは、とても環境が美しいから、そこで演奏しているだけでサウンドが変わってくる。マウイの鳥の音、家の窓から見える景色にとても癒されて、その環境にフィットする音を作りたくなった。マウイにはCasio CZ-101のシンセを持って行って、家にあった楽器を使ってレコーディングしたんだ。マウイでレコーディングした素材をLAに持ち帰ってから、ジョシュ・ジョンソンなどLAのミュージシャンに演奏を入れてもらって、アルバムを制作したんだ。アルバムの半分くらいがマウイで録った素材が土台になっている。友人でヒーリング・ミュージック演奏者のグレース・オーがマウイの僕らの家に遊びにきてくれて、その時に彼女はベルで素材をレコーディングした。その素材をLAに持ち帰って、サックス奏者のアーロン・ショーに参加してもらって”Island Bells”という曲を作ったんだ。”Pandanus Grove”という曲は、ハワイでよく見るパンダナスの木にインスパイアされている。この曲には、ガーナ出身のギル奏者(マリンバの一種)であるSKカクラバと一緒に演奏したところから始まったんだ。のちに、この曲にはファビアノ・ド・ナシメントなどが参加した。カリフォルニアの鳥の音も入っているけど、ディープリスニングを促す曲だね。

——『Ocean Garden』のタイトルのインスピレーションは?

J – マウイに滞在していた間は、ほぼ毎日海に入っていたんだけど、何か嫌なことがあっても、海に入るとそれを洗い流してくれて、心のバランスを保てるんだ。そういう意味で、海は自分にとって逃避できる場所でもあるんだ。ガーデンや庭園というのは、人間の手で作らている自然環境ではあるけど、逃避したり、リラクゼーションできる場所なんだ。つまり、『Ocean Garden』というのは、意識的に自分が癒しを求められる場所、逃避できる場所という意味なんだ。ジャケの写真は、カリフォルニアから少し離れたサンタクルス島を訪れた時にとった海藻の写真なんだ。海がとてもクリアで、海藻が植物のように海の中で育っている様子が、海の中のガーデンに見えたんだ。

——『Ocean Garden』は以前よりもジャズ色が強くなっていますが、それはなぜでしょうか?

J – 意識的にジャズっぽい作品を作りたかったわけじゃなくて、たまたま参加したミュージシャンの中に、ジャズをバックグラウンドとして持っている人がいたから、彼らの体験がサウンドに反映されているだけなんだ。アルバムの楽曲をコンパイルした時に、相性がいい曲を組み合わせたんだけど、この作品は純粋なジャズではないと思うんだ。制作中も様々なインストゥルメンタル・ミュージックは聴いていたけど、特にジャズを聴いていたわけでもない。『Ocean Garden』には前作と同様、ボーカリストのサヴァナ・リーが参加しているんだけど、サックス奏者のジョシュ・ジョンソンが作品の要になっている。意識的に決めたわけじゃないけど、今回はジャズのバックグラウンドを持つミュージシャンが多く参加したから、こういうサウンドになったと思うんだ。

——ジョシュ・ジョンソンとはどうやって出会ったんですか?

J – ミアが「Midsummer Night’s Dream」という映画のサントラを作曲した時に、ジョシュがサム・ゲンデルと一緒に参加したんだ。その時に出会ったんだと思う。ジョシュの演奏やエフェクト・ペダルの使い方が独特だし、とても表現力豊かなところがすごいと思う。彼のサックスの演奏は人間の歌声みたいで、とてもユニークだと思うんだ。

——2曲目の”Arukitai”には、日本の伝説的なフォークシンガーである金延幸子が参加していますが、彼女が参加した経緯は?

J – 僕は長年サチコのファンなんだけど、以前僕と妻のミアはLAにあるZebulonというクラブの経営に関わってた。サチコがそのクラブでライヴをやった時に彼女と仲良くなって、ミアが『Songbook』というアルバムでサチコの曲をカバーしたこともある。サチコの歌詞は自然界にインスパイアされているんだけど、1曲目がフィル・ラネリンの男性の声だから、2曲目ではサチコの声を使うことで、いいバランスになると思ったんだ。本当は、彼女には別の曲に参加してもらう予定だったんだ。でも、彼女にアルバムの曲を全て聴かせた時に、彼女はこの曲を気に入ってくれて、声を入れたいと言ってくれて、歌詞を書いてくれた。彼女は最近日本でライヴをやったり、ヴィム・ヴェンダーズ監督の新作で彼女が使われたり、彼女の作品が再発されていて、また注目されているんだ。この曲は、ヤソスが亡くなる前に彼に聴かせたんだけど、とても気に入ってくれたのを覚えてる。

Mia Doi Todd / Songbook (2016)

——ニューエイジ界では有名なララージは”Solar Cycle”で参加していますが、彼とはどのようにレコーディングしたのでしょうか?

J – この曲はマウイでレコーディングしたのではなく、僕とララージとカルロス・ニーニョの即興のセッションから始まった。ララージはゴングを演奏して、僕はギターとシンセを担当した。ミアのバンドメンバーとしてよく演奏しているドラマーのウィル・ローガンも参加している。

——その他、印象になったレコーディングセッションはありましたか?

J – “Floating Sunset”は、一番大きなアンサンブルで演奏した曲なんだ。『You Belong』のリリースパーティーのライヴをFloatingというイベントで披露したんだけど、あのアルバムに参加したミュージシャンと演奏して、これは完全なる即興演奏なんだ。Zorthian Ranchという山の中にあるアートセンターでライヴをやったんだけど、サヴァナはドイツに住んでいるから、彼女がドイツでレコーディングしたボーカルをライヴ録音の上に後で重ねたんだ。

“Alive to Feel”は、ドワイト・トリブルが参加してくれたんだけど、彼の声はとてもホーンズと相性がいいんだ。それで、アーロン・ショーとジョシュ・ジョンソンに参加してもらうことにした。この曲の歌詞は僕が書いたんだけど、難しい状況の中でも希望を見つけることについてなんだ。家族でブラジルのコパカバーナに旅行に行った時の経験にインスパイアされた。宿泊していたホテルの窓からひどい事故を目撃してしまい、その時に生きていることに感謝しなければいけないことを痛感した。その経験に触発され、家族への愛情、感謝の気持ちを歌詞として書き上げた。

この作品の音楽を通して、みんなとの心のコネクションを感じてくれたら嬉しいね。

——あなたは、カルロス・ニーニョらと共に、アンドレ3000の新作『New Blue Sun』に参加しましたが、参加した経緯は?『Ocean Garden』制作中の時期だったのでしょうか?

J – 時期が少し被っているんだ。『Ocean Garden』のボーナス・トラック”Rain & Shine “が『New Blue Sun』のレコーディングと関連性があるんだ。カルロス・ニーニョがあるスーパーマーケットでたまたまアンドレ3000と出会って、その後にカルロスが主催したアリス・コルトレーンのトリビュートイベントにアンドレが遊びにきて、そこからカルロスとアンドレの交流が始まったらしいんだ。2021年5月にアンドレがカルロスの自宅に来て、僕とドラマーのデクスター・ストーリーと一緒に演奏したんだ。その音源をアンドレが気に入って、その1年後に別のスタジオで『New Blue Sun』の制作が始まったんだ。実は、カルロスの自宅でレコーディングする前に、僕の家にピアニストのジャメル・ディーン、シャラダ・シャヒダー、パブロ・カロゲロ、カルロス、ミア、アンドレス・レンテリアたちが集まって、アンドレ3000も参加するはずだったけど、アンドレが来れなくなったんだ。その時にレコーディングしたのが”Rain & Shine “と、前作『You Belong』に入っている”Rain Song”なんだ。

Turn On The Sunlight / You Belong (2022)

——アンドレ3000とレコーディングしてみてどうでしたか?

J – カルロスはもちろんとてもエキサイトしていたし、アンドレとコラボレーションをすることで、色々な音楽的可能性を感じていた。僕もそうだけど、アンドレ3000のファンだから、参加できてとても嬉しかったよ。アンドレ3000はとてもオープンで、遊び心があって、一緒に演奏してすごく楽しかった。アンドレからは何もガイドラインを言われたわけじゃなかったし、いつもカルロスや仲間と演奏しているのと何も変わらなかった。演奏する前後にディスカッションをすることもなかった。大きなスタジオでレコーディングしたんだけど、そういうスタジオでは大抵時間制限があるんだけど、そういうこともなく、自由にレコーディングできた。

——アンドレ3000とレコーディングしたことで、LAのインプロヴァイズド・ミュージックへの注目度が高くなったと思いますが、何か変化を感じますか?

J – 僕自身の生活は何も変わってないね(笑)。でもとてもポジティブな経験だったし、たくさんのことを学んだから、参加できてよかった。アンドレ3000とのレコーディングは、僕がカルロスとインプロヴィゼーションをするアプローチと似ていたけど、ただ大きなプロジェクトだったから、今までにないリソースがあったことを実感した。たとえば、ミックスセッションにも参加したんだけど、僕が見たことのないようなツールがあったり、テクニカルな面でも学ぶことも多かった。もっと幅広いオーディエンスにこういう音楽を聴いてもらえる素晴らしい機会になったのは確かだよ。アンドレと参加ミュージシャンの音楽に対する情熱に触れるだけでも刺激になったね。アンドレが作業していたスタジオに、粘土で作られた僕のフルートを持っていったんだけど、それをアンドレに見せてそこから会話も広がった。彼はこの作品を通して、より直感的な方法で演奏できたみたいで、彼をみていてとてもインスパイアされたね。

Andre 3000 / New Blue Sun (2023)

——『Ocean Garden』を聴くリスナーにメッセージはありますか?

J – まず、聴いてくれるだけで嬉しいし、このアルバムに参加したミュージシャンもみんな素晴らしいから、彼らの作品もチェックしてほしい。さまざまなミュージシャンの音楽的な特徴を取り入れた作品になったと思うけど、それぞれのミュージシャンの強い繋がりを感じられる作品に仕上がったと思う。この作品の音楽を通して、みんなとの心のコネクションを感じてくれたら嬉しいね。

Turn On The Sunlight / Tune Up featuring Phil Ranelin

RELEASE INFORMATION

Artist : Turn On The sunlight
ターン・オン・ザ・サンライト

Title : Ocean Garden
オーシャン・ガーデン

レーベル : rings / plant bass
フォーマット : CD​, LP, Digital
ライナーノーツ解説:バルーチャ・ハシム

価格 (CD) : 2,860円 (tax in)
JAN (CD): 4988044097605
品番 (CD):RINC118

価格 (LP) : 4,400円 (tax in)
JAN (LP): 4988044097636
品番 (LP):RINR16

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