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~白昼堂々踊レ人類のピロートーク~ vol.8

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横浜〜東京のライブハウスシーンを中心に、そのキャラクターと演奏力の高さで話題を呼び、3月には初の全国流通盤リリース、4月にはワンマン公演も控える白昼堂々踊人類。”落語の枕”ならぬ、”白昼堂々踊レ人類の枕”と称して、そんな彼らの出会いやアルバム『真打』収録楽曲について紹介してゆく連載が2024年2月よりスタート。メンバーそれぞれの個性あふれる内容を是非お楽しみいただきたい。
隔週木曜日更新。

文:吉田 (白昼堂々踊レ人類)
編集:清水千聖 (OTOTSU編集部)


アニメや漫画、小説や映画を楽しむ際には、原作者や脚本家、監督を選定の基準にすることをおすすめする。
過去に観た・読んだお気に入りの作品について、制作スタッフや原作者の他の作品を調べるのだ。

例えば、「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」が気に入ったなら、「ファイトクラブ」や「セブン」を観てみたり、
「魔法少女まどか☆マギカ」が気に入ったなら、「翠星のガルガンティア」を観てみたり、
「BLAME!」が気に入ったなら、「シドニアの騎士」を読んでみたり、
「四畳半神話大系」が気に入ったなら、「夜は短し歩けよ乙女」を読んでみたり。
(余談だが、「夜は短し歩けよ乙女」は「白昼堂々踊レ人類」というバンド名を生み出したインスピレーションの1つでもある。)

さて本題だが、成人向け作品を選ぶ際も同様に、好みの作者を検索キーワードに加えるとよい。
いかにヒット作であろうと、自分に合うかどうかが重要なのだ。

このような作品のクリエイターは、(私調べであるが)思想が強い人たちが多い。
思想はこだわり(性癖)に直結し、その作者が出す味として表現される。
バンドと一緒だ(?)。

身体の造形、表情、シチュエーション、セリフ回しなど、様々な要素が作品を構成する。
中には重厚なSFや、下手なホラーよりも恐ろしいサスペンスがメインテーマの作品もある。

私は過去に、ストーリーが秀逸すぎた結果、何とは言わないがナニもせずに成人向け作品を一気に読み切った経験もある。
とてつもなく名作であり、定期的に読み直すことにしている。
それでも!他人に完璧におすすめできるかと言うと、そうでもない。
大事なのは、作者の思想が自分にマッチするかどうかであるからだ。

上図は、「犬になりたい」という性癖を抑えることが出来ずに犬のVtuberになろうとした時の私。後ろにいるのは、なぜか全身青タイツのゴリ。この性癖を完璧に満たす作品には、未だ出会ったことがない。

ただし、万人受けしやすい思想を持ち合わせる作者ももちろんいる。
それがあなたにとって80点か100点かは分からないが、少なくとも50点以下ということもないだろう。

そんなオススメ作者の名前をそれっぽく沢山叫ぶ曲がこの世には存在する。
知りたいか。それでは実際に聴いて確認するのだ!
『1,000,000 SHOT GRAFFITI』

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