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スラッシュ・メタル・バンド: コロナーが再結成を経ての最新作『ディソナンス・セオリー』発表、インタビューを敢行!

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テクニカル・スラッシュ・メタルのパイオニア: スイスのコロナーが32年ぶりのアルバム『ディソナンス・セオリー』をリリース! ということで、ギタリストのトミー・ヴィタリィに色々と話を聞いてみた。

An exclusive interview with CORONER / Tommy Vetterli
Interviewed by: Mirai Kawashima (SIGH)

インタビュー・構成: 川嶋未来 (SIGH)


-32年ぶりのニュー・アルバム、『ディソナンス・セオリー』がリリースされます。過去の作品と比べた場合、どのような作品だといえるでしょう。

トミー・ヴィタリィ (以下TV): このアルバムを書き始める前に、どういうサウンドにするべきかを考えた。『グリン』の時代が好きな人もいれば、最初の2~3枚が好きな人もいるからね。でも、すぐにそんなことは意味がないと気づいたんだ。俺は今ではまったく違う人間だから。もうすぐ60歳だし、当時は20代だったから、同じアルバムを作ることなんてできない。だからただ腰を下ろして、自然に出てくるものを待ったんだよ。そして昔からそうなのだけれど、俺たちは人のために曲を書いたことは一度もない。自分たちがやっていることを好きでいられることが、一番大事だからね。

-以前のインタビューで「新作は『グリン』に近いものになる」と言っていましたが、今でもそう思いますか?

TV: いや、思わないな。結局少し違うかたちになった。ライヴをやってきて、速いスラッシュを演奏するのも好きになっていたし。『グリン』が特別だったのは、90年代半ば、ヘヴィメタルが衰退し、グランジが台頭して、スイスでは大きなテクノ・シーンが始まっていた頃だったから。そういう影響が当時のサウンドには少し聴こえる。でも今はまったく別の時代だからね。30年近く経って、もっと色々な要素が加わっているよ。今回の作品は、すべてのアルバムの中間的なものだと思う。でも特に最初の3枚では、たくさん練習して、その成果を見せびらかそうとしていた。今は、テクニカルであるためにテクニカルである必要はないと思っている。ムードや表現の方がずっと重要なんだ。

-「もっと色々な要素」というのは、具体的にどのような影響なのでしょう。

TV: 俺は一日中スタジオで音楽の仕事をしているからね。すべてが影響になり得る。音楽以外にも、映画とか、山でハイキングしていて、美しい木や風景を見たときに影響を受けたりすることもあるし。

-バンドは2010年に再結成され、アルバムを作るまでに15年掛かりました。なぜそんなに時間が掛かったのでしょう?

TV: インターネットには2010年と書かれているけれど、実際に再始動したのは2011年。最初はアルバムを作るつもりはなかったんだ。単にリユニオン・ショーをやりたかっただけ。ツアーやフェスをやり、2年くらい経つと、ドラマーのマーキーは辞めると言い始めた。でも、ロン(・ブローダー、B/Vo)と俺はまだやり足りなかった。あまりに楽しかったからね。その後ソニー・ミュージックが契約したいと言ってきて、2015年に契約をした。だからアルバムを作るのにかかった時間は、正確には10年くらい。だから長い時間じゃないよ。冗談だけれど(笑)。でもその後、人生でいろいろなことが起きた。俺やロンの父親が亡くなり、俺自身は離婚も経験した。一番の問題はたぶん俺の仕事だったんじゃないかな。8時間スタジオで働いたあとに家に帰ると、音楽が嫌になるんだよ。分かるかな。

-アルバム・タイトル『ディソナンス・セオリー』はどのような意味で付けたのですか。

TV: これはもちろん‘認知的不協和’のこと。頭の中に相反する信念がある状態のことさ。例えば、肉を食べるのが好きで、味も好きだけれど、動物も大好きで傷つけたくない。これは脳内の矛盾だ。これはコンセプト・アルバムではなく、ひとつの物語が全編を通じてあるわけではない。だけど、すべての曲に二面性のあるテーマがある。オープニングの“コンシクエンス”はAIについて。AIはメールを書くのに便利など良い面もあるけれど、一方で人々の仕事を奪う危険もある。ターミネーター的なシナリオは起こらないと思うけれどね。もっと現実的な問題は、人々がどこからニュースを得るかということ。最近では、どのニュースが本物なのかフェイクなのか分かりにくくなっているだろう? 残念なことに、多くの人がフェイスブックやインスタグラムから情報を得ている。おそらくそれは最良の方法ではないだろうな。

-今回歌詞は、バンドのメンバーでなく外部の人物が書いたのですよね。これはなぜですか。

TV: 昔はドラマーのマーキーがすべての歌詞を書いていた。彼にはアメリカ人の友人がいて、その助けを借りてね。英語が母国語でない場合、知的に響くことを言うのは容易ではない。ロンも何曲か、ディエゴも1曲、キーボードのダニエルもいくつか書いて、それらも悪くはなかったけれど、音楽の重みには合わなかった。もっと表現力のあるものが欲しかったんだ。そこで親友のデニス・ラス(注:ニュー・アルバムのプロデューサーでもある)に頼んだ。彼はアメリカ人で、スタジオでよく一緒に働いているんだ。それからクリスシンダ・リー・エヴァリットというアメリカの作家にも頼んだ。彼女はSFの本を出版していて、今はコロナーについての本も書いている。インタビューを重ねる中で、彼女に歌詞を書いてもらうアイデアが出てきた。彼女は歌詞を書くのに慣れていなかったから、ピアノのメロディをつけたデモを送り、それをもとに始めてもらったんだ。意味は良くても、響きが合わない場合があって、言葉を変える必要もあった。だからとても時間が掛かったよ。でも、最終的にこの決断をしてよかったと思う。ドラゴンを倒すとか、強い戦士とか、そういうエンタメ的な歌詞も良いけれど、俺たちの音楽には合わないからね。

-アートワークについてですが、DNAのようなものが描かれています。あれは何を意味しているのでしょう。

TV: 3本のDNAの二重らせんが描かれていて、それらは骨でできている。あれはロンのアイデア。バンドの3人を象徴しているとも取れるし、人類全体を象徴しているともいえる。下にいくほどDNAが崩れて壊れていっているだろう? それは「今の世界は決して良い状態とはいえない」という意味も含んでいるんだ。ただ、歌詞の中には人生の良い側面を見るものもある。すべてが悪いわけではない。アルバム・タイトルと直接的にリンクしているわけではないが、「すべてには良い面と悪い面がある」という点ではつながっているよ。例えば3曲目の“サクリフィシャル・ラム”は宗教についてだと思う人もいるだろうが、実際は大量殺人犯についての曲。彼は自分が正しいと信じ、自分を犠牲の子羊だと見なしている。自分は殉教者で、自身の行為が人類のためだと思っているのさ。狂気だよ。まあ、人類の堕落を象徴するアートワークにしたかったんだ。

-ミックスとマスタリングはイェンス・ボグレンが手掛けています。自分でスタジオも所有し、プロのエンジニアでもあるあなたが手掛けるという選択はなかったのでしょうか。

TV: 本当は自分でミックスする予定だったのだけどね。でも曲作りから始めて、プロダクションにものすごく時間を掛けて、キーボードや生楽器も多く入れた。グランドピアノやレズリーも使ったし、アンプも実際に鳴らして録音した。だから録音が終わった時点で、作業が長過ぎてもう客観的に聴けなくなっていたんだ。

-自分でミックスするには中身を知り過ぎていた?

TV: そう、木を見過ぎて森全体が見えなくなる、そんな感じだった。だから新鮮な耳が必要だったんだ。イェンスは音楽的なミキサーで、バンドや曲を聴き、そのバンドに合わせたミックスをする人。自分本位ではない。だから、仕上がりには大満足だよ。自分ではあそこまで良くはできなかっただろうね。

-今回はハモンドオルガンやピアノに加え、ヴォコーダーも使っていますね。

TV: そう。“コンシクエンス”でコンピューターやAIを象徴するために使ったんだ。

-今回ボーナスとして『Death Cult』のデモも収録されていますが、40年後の今、振り返っていかがですか。

TV: あれは自分にとってとても重要な時期だったな。40年前、俺は自動車整備工だったんだ。バンド全員で1週間仕事を休み、初めてスタジオに入った。やり方なんて何も知らなかったから、リズム・ギターが1本しか入っていない。メタルっぽくするにはオーヴァーダブが必要だなんて、誰も教えてくれなかった。エディ・ヴァン・ヘイレンが好きで、彼もギター1本だったし。それでも1週間で録音・ミックスを終えて、「これを一生やりたい」と確信したんだ。それで、整備士を辞めて音楽の道に進んだ。両親は不満だっただろうけれどね(笑)。今の自分の人生を決定づけた重要な瞬間だったよ。今もうこうやってスタジオで働いているわけだし。

-デモとファースト・アルバム、『R.I.P.』の間には音楽的な変化があると思いますか。

TV: 音楽的には続きだと思う。アルバムごとに進化があるからね。『R.I.P.』はクラシックの影響が強い。子供の頃ヴァイオリンを弾いていたし、その後ジャズやアラン・ホールズワースのようなギタリスト、70年代のエマーソン・レイク・アンド・パーマーのようなアート・ロック、プログレッシヴ・ロックに興味を持つようになった。だから作品ごとにそうした影響が増していったんだ。『R.I.P.』の頃はイングヴェイにもハマっていたな。でも今ではテクニックよりも感情やフィーリングの方が大事だと思っているよ。ユーチューブを見れば凄腕のギタリストはいくらでもいる。本当にクレイジーだよ。だけど、多くは聴いても心に残らない。自分にとって重要なのは感情。ジェフ・ベックは俺にとって最高のギタリストさ。多くの音を弾かずとも、すべての音に意味と重みがある。それが今の俺の音楽に対する理解さ。

-バンドの成り立ちについて教えてください。インターネットによると、もともとオリヴァー・アンバーグとマーキーがVoltAgeというバンドをやっていて、それがコロナーと改名したと書かれていますが、この情報は正しいのでしょうか。

TV: あれは違うバンドだよ。彼らはVoltAgeという名で始めて、後にコロナーに改名した。ただし音楽性はまったく違って、モトリー・クルーのような感じだった。ロンと俺は別のバンドで一緒にやっていて、ドラマーを探していたんだ。そしてマーキーが入ってきて、彼がコロナーというバンド名を持ってきた。だからコロナーの始まりは85年。ネットでは83年と書かれているけれど、あれは別のバンドの話。コロナーという2つのバンドがあったといえばいいかな。

-85年当時はどんなバンドから影響を受けていたのでしょう。

TV: マーキーはヘヴィな音を求めていた。彼はハードコア・パンクやヴェノムが大好きだったから。ロンと俺はアイアン・メイデンやラッシュなんかが好きだった。3人でよく話をしていて、全員が好きだったのがマーシフル・フェイトだったよ。彼らはメロディックで、テクニカルで、少しプログレッシヴでもある。最初の大きな影響はマーシフル・フェイトだったな。彼らは俺たちの出発点だった。あとはフロリダのナスティ・サヴェージなんかも。実は彼らからリフをひとつ拝借したよ(笑)。

-そうなんですか? 全然気づきませんでした。

TV: そう、指摘されて聴いてみたら確かにそっくりで(笑)。まあ、盗んだんじゃなくて、インスパイアされたということ。

-初期のテクニカルなギターリフは、マーシフル・フェイトとあなたのクラシックのバックグラウンドとも結びついたものだと思っていたのですが、イングヴェイからの影響も大きかったのですね。

TV: そう、クラシックの影響を受けたハードロック/ヘヴィメタルが好きだったし。両親の家ではクラシックしか流れていなかったから、それしか知らなかった。イングヴェイの1stを聴いたとき、「これは俺がやりたかったことだ」と思った。彼のやっていたことは、まったくの別宇宙のものみたいでね。

-ケルティック・フロストについてはいかがですか。彼らからの影響はあったのでしょうか。

TV: うーん、ヴォーカル的にはあったかもしれない。トムは『Death Cult』のデモで歌ってくれたしね。その後シンガーが見つけられず、ロンが「ああいう歌い方なら俺もできるかもしれない」って。だけど、俺は正直彼らの大ファンだったことはない。もちろん彼らは偉大だし、多くのバンドに影響を与えているけれど、俺は個人的にいわゆるもっとテクニカルでインテリジェントな音楽が好きだったから。

-スラッシュ・メタル自体がそれほど好きではなかったのでしょうか。

TV: そうだね。もちろん好きではある。だけど俺はもっと幅広い音楽、さまざまなスタイルを愛している。耳に心地よければ何でも好きなんだ。ジャンルというものはどうでもいい。誰もが言うことだけれど、結局は良い音楽か、悪い音楽か、それだけのことだよ。

-当時「コロナーはケルティック・フロストのローディが結成したバンド」と宣伝されていた記憶があるのですが、これは正しい情報だったのでしょうか。

TV: いや、それは正しくない。それだと、あたかも俺たちがローディをしていて、そこから独立してバンドを始めたように聞こえる。だけど実際には、バンドの方が先にあったんだ。トムが俺とマーキーに声をかけてきたんだ。「アメリカ・ツアーでローディを手伝ってくれないか」って。俺はアメリカ・ツアーを1本だけ手伝って、あとヨーロッパで1、2公演だけやった。俺たちにとっては素晴らしい機会だったよ。俺にとっては初めてのアメリカだったし、すでにデモも完成していたから、トムがインタビューを受けるたびに、俺たちはインタビュアーにデモを渡した。さらにツアーがどう機能するかを学ぶ良い機会だった。いつ黙るべきか、そういうことも学んだ(笑)。いずれにせよローディをやったのは1回のツアーだけ。最高の経験だったよ。

-『R.I.P.』から『パニッシュメント・フォー・デカダンス』、『ノー・モア・カラー』を経て『グリン』へと至る音楽的変化をどう説明しますか。

TV: さっきも言ったけれど、最初の頃は「俺たちは練習してきたんだ」ということを見せびらかしたかった。だから、常にできるだけ速くプレイしようとした。だけどアルバムを重ねるごとに、それは重要ではなくなり、代わりにムードやリフが重要になった。『R.I.P.』を作ったとき、俺たちは一度もライヴをしていなかったんだよ。その後ツアーに出てみて、あまりにも速すぎたり細かすぎたりすると、観客には聴き取りにくいことがわかった。少しテンポを落としたほうが、ライヴではずっと良く機能するということを学んだんだ。それが変化の一因。結局、それは俺たちがミュージシャンとして歩んだ自然な進化だよ。

-最新作以外で、コロナーでお気に入りのアルバムはどれでしょう。

TV: うーん、1枚を挙げることはできないな。好きな曲はあるけれど、結局どれも好き。子どもがいて、その中で誰か1人を贔屓するようなものさ。それはおかしいだろう? だから全部好きだよ。時々1stを聴くと笑ってしまうこともあるけれどね。「ああ、若くて目立ちたがっていたんだな」って。まあ、音楽的にいえば、『グリン』が最も興味深いと思うな。

Apple Music - Webプレイヤー
Coronerの「Grin」をApple Musicで アルバム・1993年・10曲

-1996年にバンドが解散したのはなぜですか。

TV: 多くの人は「十分に成功できなかったから」と思っているみたいだけれど、それは違う。単純に、それぞれが別のことをしたかっただけ。特にマーキーと俺はそうだった。ほとんどの人は最初の恋人とは結婚しないだろう? 色々と試したいから。俺はコロナーの後は「実際にメロディを歌えるシンガー」と仕事をしたかった。結局はクリエイターに入ったが(笑)。それも素晴らしかったけれどね。ただ単に、違うことをする時期だったんだ。そしてすべてうまくいった。2011年に再結成したし、マーキーは脱退したけれど、今も仲は良いよ。

-その再結成のきっかけは何だったのですか。

TV: まずひとつは、以前はインターネットが存在しなかったこと。俺たちはただ解散して、「どうせ忘れ去られている」と思っていた。だけどユーチューブが登場して、人々が今も俺たちを聴いてくれていることを知った。さらに他のミュージシャンがカヴァーしていたりね。俺たちがずっと昔に作ったものを、まだ好きでいてくれるというのは驚きだった。もうひとつは、フェスティバルから素晴らしいオファーをもらったこと。マーキーはいつも「もう二度とやらない」と言っていたけれど、「1時間プレイするだけでこんな金額がもらえる」と聞いて、「じゃあ試してみてもいいか」って(笑)。その2つの要因だよ。そしてやってみたら、自転車に乗るようなものだった。一度できるようになれば、ずっとできる。少し練習は必要だけれど、すぐにうまくいったよ。

-マーキーが脱退した理由は何だったのでしょう。

TV: 再結成から2年くらいすると、彼はやめたいと言い始めた。彼はもっとドゥーム寄りの音楽、遅くて重いものを好んでいたしね。そして彼はいつも「アルバムは作りたくない」と言っていた。「90年代に築いたカルト的存在を壊してしまう」って。だけど、俺もロンもそれには賛成できなかった。

-新ドラマーのディエゴはどのように見つけたのですか。

TV: 彼のことはずっと前から知っていたんだ。俺のスタジオでセッション・ミュージシャンをよくしていたからね。多くの作品を一緒に手がけたし、69チェンバーズというバンドでも一緒にプレイした。俺が元妻と一緒にやっていたバンドだよ。最初に一緒に演奏したときから、まるで20年間一緒にやってきたかのように息が合った。特別なつながりがあったんだ。だから、彼が新しいドラマーになるのは当然のことだったよ。

-コロナーの音楽を形作ったアルバムを5枚教えてください。

TV: そうだな、マーシフル・フェイト の『メリッサ』。エマーソン・レイク・アンド・パーマーの『タルカス』。それからデイヴィッド・リー・ロス時代のヴァン・ヘイレンのアルバム全部。あとはメタリカの『キル・エム・オール』。いや、撤回する。メガデスだ。メガデスは本当に好きだった。

-やはりファースト・アルバムですか?

TV: 『キリング・イズ・マイ・ビジネス…』ってファーストだっけ?

-そうです。

TV: そう、そのアルバム。あれは超ヘヴィで、超アグレッシヴで、しかも非常にテクニカルだった。本当に大好きだった。メタリカも好きだったけれど、5枚に絞るのは難しいな。当時はギターがうまいヘア・メタルのバンドも全部好きだったからね。ドッケンも聴いていた。ジョージ・リンチは素晴らしいギタリストだよ。あとイングヴェイ・マルムスティーンの『ライジング・フォース』も、絶対にそのリストに入れるべきだな。

-今後の予定はどんな感じでしょう。ツアーやさらなる新しいアルバムの可能性はいかがでしょう。

TV: そうだね、このアルバムでさらにツアーをしたい。特にまだ行ったことのない国に行きたいな。日本に行くのは俺にとって大きな夢なんだ。クリエイターにいたとき、彼らは俺が加入する直前に日本ツアーをやって、俺が抜けた直後にまた行ってで、俺は一度も行けなかった(笑)。妻は大の日本好きで、すでに何度も行っているよ。俺たちは寿司をはじめ、日本食も大好き。今回初めて日本でプレイできたら夢が叶うな。ヨーロッパ用とアメリカ・アジア用の2つのブッキング会社と契約したから、たくさんのツアーやフェスを手配してくれることを願っている。

-では最後に、日本のコロナーファンへメッセージをお願いします。

TV: 情熱を持ち続けてくれ。アルバムはまもなく出るから、いつか日本で会えることを心から願っている。そして、人に親切に、決して嫌な奴になるな。俺が言いたいのはそれだ。日本の人たちはそもそもとても優しいから、問題ないと思うけれどね。


Release Information

DISSONANCE THEORY
CORONER

DYMC-6098

コロナーが再結成を経て32年振りに放つ、攻撃度が高い奇跡の最新作! 過去5作全ての要素を絶妙にブレンドし、現代的にアップデイトした完璧な内容。
初回盤のみ伝説のデモ音源を収録したボーナス・ディスク付2枚組仕様。


公式HP: coronerofficial.com

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