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RAY インタビュー 2/6(月)RAY新体制初ワンマン「#RAY_Bud」に向けて

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2月6日WWWにて行われる、RAY新体制の初ワンマン。OTOTSUでは公演に先駆け、メンバーを一同に集めた初インタビューを敢行。新体制になっての変化、新旧メンバーでのそれぞれの印象、そしてライブに向けての意気込みを語ってもらった。更に今日から毎日、各メンバーのソロインタビューも公開していく。まさしく初尽くしの当日が楽しみになる企画だ。

インタビュアー:大坪ケムタ
編集:山口隆弘(OTOTSU編集部)


――新体制始動から3ヶ月経ちますが、内山さんと琴山さんから見て以前のRAYとの変化はどの辺で感じますか? 

琴山

4人から5人になってステージの感じとかも変わりましたし、パフォーマンスの印象はかなり変わったんじゃないかな。あとグループの雰囲気はガラッと変わったと思います。

内山

みんなよく喋るよね。自分ももともとお喋り好きだったけど、今はライブ前の楽屋とか休まる間もなく周り全員と聞いて喋って聞いて喋ってで聖徳太子みたい(笑)。どっちが良いじゃないですけど、「静と動」みたいな感じで雰囲気はかなり変わりましたね。

――では新メンバー3人はRAYでデビューしてから自分の意識やパフォーマンスの変化なんかありますか、この3ヶ月で。

月海

最初は自分の素をどこまで出していいのか悩んでたんですよ。

(月海は)最初はいちばんしずか~な感じだったんですよ。今はいちばんワチャワチャしてる。急に踊りだしたりして(笑)。

内山

ワチャワチャというかヤバ人ですね(笑)。

月海

最初はどうしようかなって感じだったんです!今はもうみんな優しくて受け入れてくれます。さらけだせるくらい仲良いと思います(笑)。

わたしはダンスをずっとやってきたので、ダンスに関してはまかせてって感じで積極的にいこうと思ってて、今も引っ張っていこうと思ってるので意識はあんまり変わってないですね。既存グループに新メンバーとして入るというところで心配がなかったわけじゃないけど、5人バラバラに喋ってても結果全員で「なになに~」ってなってるのでギクシャク感は感じなかったですね。

愛海

わたしはもともと人見知りなので、最初の頃は緊張してて。ふたりはすごく馴染んでいくし……。

全員 えー!

内山

マジ?大丈夫大丈夫!

愛海

最初は緊張して喋りかけられなくて……でもパフォーマンスについてとか聞けることも多くなって、今は気軽に聞けたり出来ます。最初のお披露目の頃よりはパフォーマンスも一体感出たりしてるのは感じますね。

――3人はオーディションを受けてRAYに加入したわけですけど、応募した段階ではRAYってどんなイメージだったんですか?

アイドルっていうとキラキラで可愛くて、フリフリした印象だったんですけど、音楽性もバンド寄りで特殊だったりして、可愛いってよりはバチバチに踊ったりしてて、いい意味でアイドルぽくないって印象でした。

愛海

入ってみてからもバンドとの対バンというのがはじめてだったので、それは驚きましたね。わたしはもともとキラキラ系のアイドルに入りたいなというのはあったんですけど、オーディションサイトとか見比べてみてもRAYが一番いいなと思えて。

月海

わたしはRAYの音楽がすごい好きで、「楽しそうでいいな!」っていうと軽い感じになっちゃいますけど、アイドルがバンドがっていうのは関係なく「この音楽で歌ったり踊ったりしたい!」って思ったんで受けました。

――他のアイドルグループに比べると特殊ではありますよね。

琴山

わたしは特殊って思ったことなかったんですけど、「自分の好きなものが詰まってる」印象で、自分のすごい好きっていうのがフィットする。それは今も変わらないですね。

内山

RAYはやっぱり音楽へのこだわりと、あとメンバーの自主性というかやりたいことを聞いてくれて伸ばしてくれるところが他にないなって思いますね。「あれやってこれやって」じゃなくて、こっちの意見を吸い上げて個性とかを伸ばそうとしてくれる。今日もさっきまで個人面談みたいなのやってたんです。

――グループでありながら「圧倒的ソロ性」というのを活動の大きな柱のひとつに取り入れて活動してきたグループです。それだけに自分から前に出るくらいの自主性がないと大変じゃないですか?

内山

最初はそれで死にました(笑)。でも自分もない所から育ててもらったし、3人もあるとかないとか気になると思うけど、心配しなくてもすくい取る運営のセンサーを信頼してれば大丈夫です!

琴山

ずっと自分は「個性ないから履歴書とか何書いたらいいんだろう」って思ってたんですよね。個性をみつけるのが難しいっていうか個性がないっていうか……。

内山

ええ~!でも新体制前からしずくちゃんとずっといっしょだから思うのは、最近本当に変わったんですよね。前もポップな変だったのが、家族の前でしか出さない部分とか声とか出すようになってきて、未だに新しい発見があるんです。

琴山

この数ヶ月めちゃめちゃ考えること多かったんですよね。RAY続けてくれたメンバーが結愛ちゃんしかいなくて、途中から続けてきたものを壊したらダメだって気持ちが強かったし、ライブがない時期も新体制に向けて頑張らないとって気持ちはすごくありました。

■■■■

――では揃ってのインタビューが今回初ということで、新メンバーの人柄についても聞いていきたいんですが、先輩2人が新メンバーをどんな人か紹介してくれますか? まずは愛海さんについて。

内山

最初はクールっていうのが第一印象でした。でも情熱的というか愛情をダダ漏もらしてくる!

愛海

恥ずかしい……!

内山

最初は緊張してたのが、自主練帰りに歩いてたら「RAYに入れて本当によかった……」って言ってくれて、それが忘れられなくって。自分も新体制でずっとソワソワしてたんで、そう言ってもらえて救われたんですよね。自分の心のうちだけで終わらせるんじゃなくて、言ってくれるんだこの子って。あと服を学んでるからセンスがいい!

琴山

でも愛海ちゃんはまだ出してない部分がある!

内山

わかる!言ってほしくないかもしれないけど、「口が悪くて絶交されたことがある」って言ってて(笑)。そんな印象ぜんぜんないから、絶交されるくらいってどんなんだろうって気になってます。

琴山

まだ内に秘めてるものが多い。そういうふうに感じてます。気持ちのマイナスなことじゃなくって、プラスなことでもぜったい秘めてる物が多いと思うんです。

内山

鑑定士みたいになってきた(笑)。

琴山

伝わってるかすごい不安なんですけど(笑)、勝手に思ってます! 

愛海

口悪いのはこれからも出さないです!みんなの前では出せない!(笑)

――まだ謎の部分が楽しみですね。続いて月海まおさん。

内山

まおまおはヤバいし面白い!ダンスも歌もはじめてとは思えないくらい吸収力が強くて、バンドもやってたから歌もオーディションからオーラがあった。

琴山

わかる~! 

内山

ライブでの表現力もあって、「こんな顔すんの、こんな声出すの」って発見が毎回ある。虫かごにいれて飼いたいです(笑)。

月海

やだー!

琴山

わたし「まおちゃんに似てるよ」ってよく言われることあって、オーディションの時も立ち会ってその時から「タイプが似てる」って。ただそれもかち合う似てる感じじゃなくて……。

月海

とけあう感じ?通じ合うときあるよね!

内山

メンバーのことみんな大好きで、いきなり恋人つなぎしてきたりとか愛情表現が豊かだし積極的。お披露目の日の帰り道にLINEで「みんな愛してるよ!」って打ってきたりする(笑)。自分が今まで「どれだけ周りを好きになっていいんだろう」って壁みたいなものがあったんですけど、勝手に壁を壊してくれる存在。

琴山

自分の気持をこんなにはっきり言えるのはすごいと思います。

--では3人目、紬実詩さんはどういう人?

内山

今まで他のメンバーに甘えられないなって思ってたのが、彼女には初っ端からよりかかっちゃうくらい頼りまくってます。人のことを見てて気配りが信じられないくらいできる。尊敬してます。

琴山

これはプレッシャーに思わないでほしいけど、ほんとに姉御肌。かと思ったら一緒に遊んでくれるしふざけたりもするし。本当にメンバーのことしっかり見て気にしてくれてるの伝わるし、だからこそみこちのことを気にしたいって思う。

それほどでも~!

内山

あとマジで声がでかい(笑)。それも好きだし、ツイッターすごい見ててすぐいいねがつく!基本5分以内、遅くても30分以内。人への興味が強くて、ファンの人も「誰々きてたね」ってよく見てるし、アイドル適正が高い!

琴山

ライブとか見たりした時にそれを言葉にする能力がすごい。ツイートとかもそうですけど文章力もあるんですよね。頭に下書きしてるんじゃないかってくらい(笑)。

内山

MCも上手いからトークパート安心しきっちゃって。頼ってます!

■■■■

――では逆に内山さんと琴山さん2人を新メンバー3人がどう見てるかを教えてください!まず琴山さんについて。

見てて飽きない!

月海

さっきからもうダダ漏れしてますよね。

愛海

不思議ちゃんな感じがする……。

琴山

待って~!

月海

人と話す時にキラキラした目で見て話してくるから、いつもドキドキする。オーディションの時とか「見られてる~」ってドキドキしてました。それで心の中には熱いものを持ってて、RAYへの愛がすごい。メンバーをよく見てるし、ごはん一緒に行くんですけどLINEとか「忙しいけど大丈夫?」とか聞いてきてくれて優しい。

欲しい時にぼそっと言葉をくれるんですよね。ほんとに癒やし的存在だし頼れる存在でもある。

愛海

自分の世界を持ってるなと思います。コットクラブとか自分の思ってることを形にするのがうまい。

ふわふわしてる印象なんだけど、芯では強く思ってることや自分の世界がありますよね。あとこっちゃんの一番の魅力は多才さだと思うんです。言葉にもするし絵にもするしギターもひくし。なんでも食らいついていって中途半端にやらない。ちゃんと努力してものにできる多才さはすごいな~と思いますね。

月海

パフォーマンスだとダンスパワフルだし、しずくちゃんみたいになれるよう頑張ろうって思う。歌もあったかい気持ちになります。

琴山

ありがとう~。嬉しいですね、これ(笑)。

――では最後、内山さんについて。

月海

圧倒的内山結愛!(笑)

それだよね~、本当にそう!別に偉そうとかじゃなくて、柱すぎて崩れないんですよ。曲げないって意味じゃなくてやると決めたらとことんの人。レビューも毎日やってるし、すごいんですよ。

愛海

ストイックなのをストイックと思ってないからすごい。

たぶんドM(笑)。Sもどっちもあるのかな。

月海

仕事人間だよね。RAY入る前からツイッター見てたけど、レビューとか「こんなところまで見てるんだ」ってところまでチェックするし、文章力あって聴いてなくても伝わる。そんなアイドル内山結愛以外いない!

琴山

内面的なところでいうと……。

――琴山さん、ここ新メンバーの人が言うコーナーなんですけど、大丈夫です(笑)。

琴山

そっか(笑)。マイナスな気持ちになってもそれをエネルギーに変えて前に進めるところがすごいなと思う。それが原動力だ!って電車の中で思いました!

月海

パフォーマンスも、『読書日記』とかラスボスって感じ。

やってることストイックなんだけど、自撮りとか見ると「こいつやってんな!」って。可愛いが自撮りに現れるんですよね。

■■■■

――そんな5人のRAYが挑む今回のワンマン「#RAY_Bud」ですが、そのテーマに「各メンバーのアイドル活動の、その先の人生の目標をRAYのパフォーマンスに結晶させる、今後のRAYに向けた決意表明的ワンマン」と他のワンマンでは見たことないような一文があるわけですが、これ最初に聞いた時どう思いました?

内山

ムズい……。難しい!

――内山さんは以前にもソロパートのあるRAYのワンマンなんかはやってきてるわけですが、その時とも違う?

内山

もっと先まで見据えてる感じですよね、2月で終わりとかではなくて。ワンマンの先まで見据えたテーマでワンマン出来るのはいいタイミングだなと思います。

琴山

正直「お、おぉ……」と思いました。新体制に入ってからの初ワンマンでみんなでRAYを大きくしていこうって感じなんですけど、塊でガーンといく感じかなと勝手に思ってたんで、最初はもっとRAYでやりたいのにって思っちゃったっりしたんです。でも結果的には個人目標がRAYに還元できるし、そうするとひとつのRAYとしてより強くなる。そんなワンマンなので自分も個人的なところも頑張らないと!って気持ちになりました。

月海

最初に聞いて自分はどうするか悩んで、大変だったけど運営さんやメンバーと考えて、自分のやりたいことの方向性をじっくり考えられたので良かったと思います。

わたし自身はダンスを17、8年近く続けてきて、ダンスをやり続けたいってことは根底にあったのでそれを個人としてどう還元するかを広げていこうかを考えるようになって。不安もあったけどワクワクの方が大きくて、5人の持ってるものに自分の強みをどう融合できるか、ワクワクドキドキが楽しみだな。

愛海

新メンバーにとってはいい機会だなと思います。ただすごいコンセプトだなと思ったんですけど、わたし以外の新メンバー2人は歌とかダンスとかこれまでやってきたことを活かせるけど、自分はステージで出来ること何もなくって。自分が好きなものなんだろう、ってこの一ヶ月間いっぱい話して考えて……いちばんアイドルについて考えた一ヶ月だったと思います

――それぞれが自分とRAYやアイドルについて考える機会になる、そんなテーマがRAYらしいなと思いますね。ではワンマンの後、自分やRAYがどうなってたらいいなと思いますか

わたしはダンスって部分においてわたし自身もダンスでRAYに還元できるようにって携わり方するので、全員でダンスを底上げ、または可能性広げれてればいいなと思います。歌はもうコンセプト決まってるのでどうこう出来るものじゃないけど、ダンスでもっと世界観広げられる可能性あると思うので、そこを個人が持ってる個性を広げていけそうだな。

月海

今はもうパフォーマンスめちゃめちゃ頑張らないと、ただもう頑張んなきゃ……。

内山

ちょいちょい「終わりだ~!」って言ってます(笑)。

月海

終わりだって言いながらなんとかなってます。弱音は出しておかないと、潰れる前に。そういう事を言える人がいる環境にいるのもありがたいです。

愛海

自分の目標を決めるってのもそうなんですけど、前の体制と比べられると思うんですよね。「今のRAYはこんな感じなんだぞ」ってところを出していければと思います。

内山

グループ全体では初めての大きなワンマンなので、スケジュール的にも追い込みだし、体力勝負だし、告知とかも頑張らなきゃいけない。この道のりの大変さをみんなで乗り越えられたら怖くないなと思うので、みんなで生き残っていってみんなにRAYを知ってもらえるように持っていけたらいいなと思いますね。

琴山

自分の個人の活動目標をたてたワンマンで、普段より個性が見えると思うので、こういうメンバーが集まってるんだってもっと濃くみんなに知ってもらえたらいいなと思います。

――アイドルになって最初のワンマンって大事ですもんね。

内山

自分がアイドルになって初めてのワンマンは、緊張しすぎて記憶が……。緊張しいで、やることに必死だったから心の余裕をもって楽しめたらよかった!

琴山

最初のワンマンってけっこう鮮明に覚えてるんですよ。普通のライブもいいんですけど、ワンマンって終わった後にまたグループもファンも団結した感じがするんですよね。いつもより曲数も歌うし、こんなにファンの人たちも聴いてくれるんだって気持ちもあいまって、ライブ前日より次の日の方がもっと頑張ろうって気持ちが湧き上がってくるんです。6日もですけど、翌日の7日どんな気持ちになっているかもも楽しみです。

Live Schedule

RAY新体制初ワンマン「#RAY_Bud」
日程:2023年2月6日(月)
会場:渋谷WWW
時間:開場18:15 – 開演19:00
料金:前売一般3000円/当日3500円(+1D)
https://w.pia.jp/t/ray-o/
出演:RAY

ATMOSPHERE
RAY | 代代代 | クロスノエシス
2023.01.14 DIGITAL RELEASE
2023.02.01 PHYSICAL RELEASE
Lonesome Record

===What is RAY?===

2019/5/1にお披露目した女性アイドルグループ。「異分野融合」と「圧倒的ソロ性」をコンセプトに活動する。これまでRingo Deathstarr、cruyff in the bedroomのハタユウスケ、For Tracy Hydeの管梓、死んだ僕の彼女のishikawaなど、確かなシューゲイザー・オルタナティブジャンルのクリエイターから楽曲提供を受ける。2021/5にはシューゲイザー、エモ、メロディックパンク、IDM、激情ハードコアなどを取り込んだ1stアルバム『Pink』をリリース。AppleMusicのJ-pop アルバムランキングで、フィンランド、ポーランド、スロベニア、フィリピンなどで1位を獲得したほか、世界各国でランクインするなど、国内外で大きな評価を得る。2022/1に恵比寿LIQUIDROOMで開催されたコンセプチュアルなワンマンライブは賛否両論を生みつつ大成功を収めた。2022/5にはコンセプチュアルな2ndアルバム『Green』をリリースした。2022/9に愛海、月海まお、紬実詩が加入し、現在5人新体制で活動中。

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琴山しずく https://twitter.com/kotoyamashizuku
月海まお https://twitter.com/moonseamao
紬実詩 https://twitter.com/tsumugi_3510

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