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RAY メんバーインタビュー vol.1 愛海のこれまでとこれから、2/6(月)RAY新体制初ワンマン「#RAY_Bud」に向けて

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2月6日WWWにて行われる、RAY新体制の初ワンマン。OTOTSUでは公演に先駆け、メンバーを一同に集めた初インタビューを敢行。新体制になっての変化、新旧メンバーでのそれぞれの印象、そしてライブに向けての意気込みを語ってもらった。更に今日から毎日、各メンバーのソロインタビューも公開していく。まさしく初尽くしの当日が楽しみになる企画だ。第一回目は、新メンバーの愛海のこれまでとこれから、「#RAY_Bud」に向けて話してもらう。

インタビュアー:大坪ケムタ
編集:山口隆弘(OTOTSU編集部)


Bud 愛海「アイドルとしての今後の目標、自分なりの生き方を見つける」

――愛海さんはRAYの前にもアイドルやってたんですよね。

はい、1年半くらいアイドルグループやってて、楽しい部分もあったんですけど思い通りにいかないこともあって。それで辞めてしまったんですけど、アイドルは続けたい気持ちがあったんで、そのタイミングでRAYを知ったんです。

――アイドルは昔から好きだったんですか。

そうですね。子供の頃に親からwifi繋げてしか見れないスマホをもらって、それでめっちゃYouTube見るようになったんですけど、関連動画で出てきたBuono!さん見て「え!」って思って。嗣永桃子さんはテレビ出てるの見たり知ってたんですけど、こんなに可愛いんだ!ってびっくりしました。

――アイドル好きのきっかけはももちなんですね。

もともと可愛い女の子は好きで、それでさらに歌って踊る子っていいなって思って、それからずっとアイドル沼に浸かっちゃいました(笑)。ハロプロとかスタダとか……その頃は地上のアイドルばっかりです。

――アイドルになりたいとは友達なんかには言ってたんですか?

周りには言えませんでしたね。なれればいいなって思ってはいましたけど。

――それじゃ最初にアイドルグループに入った時は、愛海さんにとってかなり大きな決断だったんじゃないですか。

そのグループに好きな子がいて現場もよく行ってて、いつかオーディションしないかなと思ってたところだったんです。そこが(オーディション)やるってなって、「ここしかない!」と受けたんです。

――それで実際アイドルになって。イメージの違いとかありました?

正直、地上のアイドルばかり見てたので、なりたての頃は自分が思ってたのと違いすぎて「地上と地下ってこんなに違うんだ……」って思いました。それまではライブハウスは1回しか行ったことなくて、リリイベとか行くくらいだったので。

――もともとファンだったアイドルとは一緒になれなかったの?

その人、入ってすぐ辞めちゃったんです(苦笑)。

――なるほど。それだとなかなかモチベーションが続かないですよね。

それでも1年半くらい活動は続けたんですけど、辞めることにして。その後、どうしようかな?って思ってる時にたまたまRAYをインスタの広告で見かけたんです。調べてみたら「圧倒的ソロ性」だったりとか気になることが多くて、音楽もめっちゃいいなと思ったし、「ここなら自分のしたいことをしながらアイドルができるな」って思ったんです。

――アイドルをやり直すなら絶好のグループだったんですね。それで再デビューから三ヶ月経ちますが、あらためて大変なところは?

もともと曲調がダンスするような曲ではないので、最初聞いた時に「え、これに合わせてダンスするの?」って思ってたんです。リズムがとりづらいのでどういうふうになるんだろうとは思ってたんですけど、やっぱり苦労しました。『読書日記』とか大変でしたね。でも「ライブがこんなに楽しいんだ!」って思ったのはRAYになってからです。

――デビューして三ヶ月くらいですが、これまでで印象的なライブは?

ギュウ農フェスですかね(10/15「ギュウ農フェス秋のSP2022 お台場2days -Field of Dreams-」)。大きいステージで、アイドルになってはじめて声出しライブだったので印象的に残ってます。(声出しライブは)自分が客で行ってるときはあったんですけど、自分がステージに立つのは初めてだったので感動しました。

――RAYに入って結構メンバーとはすぐ打ち解けました?

自分、正直人見知りなんですけど、みんな優しかったんで助かりました(笑)。打ち解けられないというか自分の中でガードしちゃうところあるんですけど、みんな話しかけてくれて。

――同じアイドルではありますけど、前のグループと環境の違いは感じますか?

RAYってもともとアイドル好きでファンになる人もいますけど、いろんな音楽が好きな方がファンだったり、アイドル知らなかったけどRAYきっかけで応援するようになったとか、そういう方がたくさんいて全然違いますね。あと運営がいろいろ考えてくれて頼りになります。

――さて今回のワンマンの愛海さんのテーマが「アイドルとしての今後の目標、自分なりの生き方を見つける」ということで、いわば「目標を決めるのが目標」ですよね。なぜこれに?

正直本当に何も思いつかなくって……自分が何したいのかわかんないんですよ。将来の夢とかも決まってなくて、「アイドルとして自分ができることは何なんだろう?」って状態だったんで、運営さんに「どうすればいいですか」って相談したら、それを決めるのが目標でいいんじゃないか、って言われてじゃあそれにしようって(笑)。

――ぶっちゃけアイドルになりたいと思って、叶ったことで終わっちゃったみたいなところある?

「アイドルになりたい」って気持ちで実際になったんですけど、なって何がしたいまでは考えたことがなかったんです。

――憧れの人はすぐいなくなっちゃったし。あと自称「器用貧乏」だそうですね。

そうなんですよ。何でもできるっていうとアレですけど、だいたいのことは75点で出来る感じで、「じゃあ何が得意なの」って聞かれたら「ん…」ってなる。

――そんな自分の中にある変わらないものは「かわいい」が好きなこと。

それは子供の頃から変わってないですね。「自分の中にあるかわいい」が好きって感じです。

――アイドルもある意味「かわいい」を仕事にしてるわけですよね。

そうですね。小学生くらいの頃、夢はファッションモデルだったんですよ。

――雑誌モデルですか?

そうですね。ニコプチとか女子が読む雑誌を隅々まで読んでました。それがある日Buono!を見てアイドルになりたいなって思うようになって。でも服飾の勉強したり、今はインスタとかSNS見て服装とかネイルの参考にしてたりファッションは今でも好きです。

――「かわいい」は愛海さんの軸のひとつなのかもしれないですね。11月26日の「RAYとRAYメンバーを知ってもらいたいイベント」でも「かわいいポエトリーラップ」に挑戦。

いままでラップってかっこいいなって漠然とした気持ちがあったんです。流れてると自然と目にとまるというか、つい見ちゃう。11月の時はそれしか思いつかなくて、自分でやってみるかって。ただラップとか本格的な作詞作曲はできないんで、詞読むだけにしようかなって。

――詞だけでも大変ですけどね(笑)。

大変でしたけど、夜に自分のベッドに入って部屋を真っ暗にすると思いついたりするんですよ。その時はささーっと出てくるんですけど、「よし考えるぞ」って思うとなかなか出てこない。

――それを世間に出すのもまたハードル高いじゃないですか。

恥ずかしいですね。でもお客さんに対して素でいよう、とは思ってます。特典会とかでも素で話せないと自分がいやで。作った自分だと自分じゃないみたいなんです。名前は本名で、それも自分のままでいたいなって。自分のままでいながら、もっとRAYのことに関わっていきたいですね。

――まずはそこに向けての目標を探す初ワンマン。

今は楽しみと緊張……どっちもです。どっちもあるんだけど、本番の袖にいったら緊張しかないんだろうなあ。

Live Schedule

RAY新体制初ワンマン「#RAY_Bud」
日程:2023年2月6日(月)
会場:渋谷WWW
時間:開場18:15 – 開演19:00
料金:前売一般3000円/当日3500円(+1D)
https://w.pia.jp/t/ray-o/
出演:RAY

ATMOSPHERE
RAY | 代代代 | クロスノエシス
2023.01.14 DIGITAL RELEASE
2023.02.01 PHYSICAL RELEASE
Lonesome Record

===What is RAY?===

2019/5/1にお披露目した女性アイドルグループ。「異分野融合」と「圧倒的ソロ性」をコンセプトに活動する。これまでRingo Deathstarr、cruyff in the bedroomのハタユウスケ、For Tracy Hydeの管梓、死んだ僕の彼女のishikawaなど、確かなシューゲイザー・オルタナティブジャンルのクリエイターから楽曲提供を受ける。2021/5にはシューゲイザー、エモ、メロディックパンク、IDM、激情ハードコアなどを取り込んだ1stアルバム『Pink』をリリース。AppleMusicのJ-pop アルバムランキングで、フィンランド、ポーランド、スロベニア、フィリピンなどで1位を獲得したほか、世界各国でランクインするなど、国内外で大きな評価を得る。2022/1に恵比寿LIQUIDROOMで開催されたコンセプチュアルなワンマンライブは賛否両論を生みつつ大成功を収めた。2022/5にはコンセプチュアルな2ndアルバム『Green』をリリースした。2022/9に愛海、月海まお、紬実詩が加入し、現在5人新体制で活動中。

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琴山しずく https://twitter.com/kotoyamashizuku
月海まお https://twitter.com/moonseamao
紬実詩 https://twitter.com/tsumugi_3510

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