東京を中心に活動をしている4Pガールズガレージポップバンド、Kidder Friendly Clubです!
bayfm『78 musi-curate』diskunion zoneでは月に1回、メンバー厳選のプレイリストをリレー形式でお届けしています。連動したこちらのコラムでは、放送後記やプレイリスト楽曲の解説など、ここだけのお話を綴っていこうと思います。第3回となる今回は私、ドラムのナカジー・マッツが担当いたします!
78 musi-curate disk union zone | bayfm78 |
2023/10/11/水 27:00-28:00
https://radiko.jp/share/?sid=BAYFM78&t=20231012030000
今回の放送では、モータウンビート縛りでプレイリストを組んでみました。このテーマで考えるにあたって改めてモータウンビートについて調べてみたのですが、モータウンビートと言われるものは2種類あるみたいで、ひとつはThe Rolling Stonesの『Satisfaction』のようなスネアが四つ打ちで鳴っているビート。もうひとつはThe Supremesの『恋はあせらず』に代表される、跳ねるようなシャッフルビート。私がモータウンビートだと思っていたのは後者でした!なので後者のモータウンビートの中から、私が普段から聴いている好きな曲や、今回改めて聴いてみて「この曲もモータウンビートだったのか!」と新たな発見があった曲などでプレイリストを組んでみました。
モータウンビートは、60年代のアメリカのモータウンというレーベルから流行ったものなのですが、現在でもジャンルを問わず様々なアーティストの楽曲に使われているので、テレビやラジオから流れてくることも多いです。私は60年代のモータウンっぽくないアーティストの曲に使われているモータウンビートが特に好きです!
たとえば硬派なロックバンドのパンキッシュな音とのギャップも最高だし、アイドルだったら普段と違うオールディーズな雰囲気にときめいちゃいます。
DJ界ではモータウンビートの曲をかけ続けて地獄にハマる現象を指す”モータウンビート地獄”という言葉があるらしいのですが、私も一人で同じようなことをよくやっているのでとても共感できます。本当に心地よくて幸せな気持ちになれるので、何時間でも聴いていられちゃうんですよね。今回のプレイリストでは、皆さんにもそんな地獄を味わっていただけたら嬉しいです。
また、プレイリストの一曲目は私たちKidder Friendly Clubの新曲『エンドレスサマータイムブルーズ』にしてみました。この曲もモータウンビートでポップな曲なので、ぜひ聴いてみてください。
日本の音楽も、海外の音楽も、関係なし。ポスターを見ながら頭の中に流れてきた曲たちだけを詰め込みました。
好きな絵を音楽にするとか、いつかキダフレやってみたいなあとか思ったりして。
エンドレスサマータイムブルーズ
Kidder Friendly Club
2023.08.30 RELEASE
サザナミレーベル
ガールズローファイガレージポップバンドKidder Friendly Clubのバンド初のサマーチューン!コーラスワークが印象的な、ポップなメロディだけどちょっと虚無感のあるダウナーな夏の歌。8月の終わりになんとなく夏が過ぎていくのをぼーっと見ているような曲。蒸し暑い夏の夜、どこにも行かずにクーラーを効かせた部屋で聴きたい曲。
【プロフィール】
メンバーL to R
G&V タムラモーン https://twitter.com/tamuramone
Gt コバナナミ https://twitter.com/tmge1773
Ba メルシー=リオ https://twitter.com/_mercirio
Dr ナカジー・マッツ https://twitter.com/nakaji_matts
4Pガールズ・ガレージ・ポップバンド【キダーフレンドリークラブ】。
2022年4月にサザナミレーベルからリリースした7インチアナログレコード「アナログ・ラブ」でデビュー。2022年7月にはフルアルバム「Kidder Friendly Airways」を発売。ブリットポップやNYパンクロックに影響を受けたDIY精神とインディー感溢れるサウンドが特徴で、ロックンロールへの愛とリスペクトを胸に鋭意活動中!
【ソーシャル】
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